キャンプやBBQなど、休日に家族でアウトドアを楽しむことはよくあることです。しかし、毎日生活する自分たちの家をアウトドアの雰囲気にするケースは少なく、実際設計プランを決めるにも、「どのように決めればいいかわからない」という方が多いのではないでしょうか。
この記事では実際の施工事例を紹介しつつ、アウトドアな家をつくるためのヒントやアイデア、おしゃれで機能的な間取りの工夫などを紹介します。自然を身近に感じられる家で暮らしたい方や、理想の住まいづくりのヒントが知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。
<このような方におすすめ>
・キャンプやバーベキューなどのアウトドアを自宅でも楽しみたい方
・ウッドデッキや土間、ガレージを取り入れた間取りを検討している方
・アウトドア用品を収納・お手入れしやすい家を建てたい方
・自然を身近に感じられるおしゃれな注文住宅の事例を見たい方
<この記事のまとめ>
・ウッドデッキや庭、屋上などを設けることで、自宅にいながらアウトドアを楽しめる
・土間やガレージ、アウトドアストッカーは、道具の収納や準備、メンテナンスに便利
・快適な屋外空間をつくるには、プライバシー対策や屋外用設備の計画が欠かせない
・建物と外構、家具やインテリアを一体的に考えることで、統一感のあるアウトドアな家を実現できる
INDEX
アウトドアな家づくりに役立つ間取りアイデア
自然を身近に感じながら快適に暮らすためには、間取りの工夫が欠かせません。ここでは、アウトドアを楽しむ家づくりに役立つ間取りアイデアを紹介します。
ウッドデッキ・テラス
ウッドデッキやテラスは、庭とつながる第2のリビングとして活用できます。バーベキューや外での食事、子どもの遊び場など活用法は多彩です。屋外用コンセントがあれば、調理の際や照明器具・冷暖房器具の使用にも役立ち快適に楽しめるでしょう。
ガレージ・駐車場
屋根付きガレージがあれば、天候に左右されず快適に車の乗り降りができます。サーフィンやキャンプといったアウトドアの道具も準備しやすくなり、スムーズにお出かけしやすいのが特徴です。趣味部屋や収納としても活用でき、アウトドア好きに最適な空間です。
土間
玄関に広い土間を設けることで、アウトドア用品や雨具、ベビーカーなどのかさばる荷物を収納できます。汚れの気になるキャンプ道具なども、室内に持ち込まずに保管できるのが特徴です。また、土間とリビングをつなげた「土間リビング」といった活用方法もあります。
バルコニー・ベランダ
バルコニーやベランダをアウトドアリビングとして活用するのもよいでしょう。特に、2階以上であれば人目を気にすることもなく、子どもやペットも安心して遊ばせられます。広いベランダでは「ベランピング」を楽しむなど、気軽にアウトドアライフを満喫できます。
アウトドアストッカー
アウトドアストッカーには、汚れたり濡れたりしたアウトドア用品を保管することが可能です。また、室内から出入りできる趣味部屋や書斎としても活用できます。温度が安定しやすい半地下であれば、テントやシュラフといった温度管理が気になるアイテムの保管にも適しています。
庭
リビングなどに面した庭は日当たりや眺めがよく、ガーデニングや家庭菜園、ペットの遊び場として活用できる魅力的な空間です。自宅にいながらアウトドア趣味を満喫できる庭は、自然と触れ合うことが好きな方に適しています。
薪ストーブ
薪ストーブは火のゆらめきや自然な暖かさを楽しめる、魅力的な暖房器具です。実用面はもちろん、アウトドア気分を存分に味わえることから人気が高まっています。ただし、立地によっては設置が難しいケースもあるため、事前の確認が必要です。
屋上
屋上を活用すれば、人目を気にせずにくつろげるアウトドア空間をつくれます。芝生や高めの手すりなどで快適性と安全性を高めることで、近所の人の視線も気にならず、小さい子どもがいる場合でも安心です。青空の下でおうちキャンプも楽しめるでしょう。
道具のメンテナンスができるスペース
キャンプ好きの方やアウトドア派の方にとって、使った後のテントやグッズをお手入れする場所があると便利でしょう。土間やガレージなどの広い空間を活用すれば、天候に左右されずに室内で泥汚れを落としたり、濡れた道具を乾燥させたりすることができます。
また、お手入れをした後にそのまま片付けられるよう、近くに室内収納を設けておくのも効果的です。専用のメンテナンススペースを作ることで、大切なアイテムを長持ちさせながら、次の外出に向けた準備をスムーズに行うことが可能です。
おしゃれに仕上がったアウトドアな家の施工事例
自然を感じながら暮らせるアウトドアな家は、機能性と遊び心を兼ね備えた魅力たっぷりの空間です。ここでは、おしゃれな家の施工事例を4つ紹介します。
アウトドアリビングで非日常を楽しむデザイン住宅

生活の快適さとおうち時間の充実を両立したいとの要望から、開放的な空間に仕上げた住宅です。2階LDKと広々とした12帖のアウトドアリビングを採用し、リゾート感のある空間にハイドア窓で開放感をプラスしました。高窓と壁で外からの視線を遮り、バーベキューやジェットバスも心置きなく楽しめる設計です。さらに、白壁を活かしたホームシアターも完備し、家族や友人との時間を豊かに過ごせる住まいになっています。
トレーニングルームやサウナのこだわりが詰まったホテルライクな3階建て

ホテルライクな3階建てに屋上がついた、外観のインパクトが大きい住宅です。ゴルフ練習用のトレーニングルームや花火を眺められる屋上テラスの空間など、家族のこだわりを反映しています。さらに、室内と連続するアウトドアリビングでは友人を招いてのバーベキューもでき、快適なレジャーライフを実現可能です。
薪ストーブとログハウス風の内装が落ち着く居心地のよい平屋

のどかな自然の中に佇むスタイリッシュな平屋住宅は、ログハウス風の内装が魅力です。無垢材をふんだんに使用し、木の温もりが感じられる空間に仕上げました。薪ストーブを設けたリビングは、家族が集まる温かな憩いの場となっています。また、隠す収納と見せる収納をバランスよく取り入れたことで、機能性とデザイン性を両立したメリハリのある収納空間を実現しています。
室内から海が一望できる絶好のロケーションの日常にリゾート感を取り入れた2階建て

海を一望する絶好の立地に建つのは、リゾート感漂うモダンな住まいです。大きな窓とバルコニーからは、海風を感じながら移りゆく景色を楽しめます。室内にも開放感を持たせ、リビングからの眺望も抜群です。バルコニーへとつながる大きなガラス窓が、外との一体感を生み、自然と調和した心地よい空間を演出しています。海辺の暮らしを満喫できる、理想的な住まいです。
アウトドアな家をつくるときに大切なポイント
アウトドアな家をつくる際は、暮らしやすさと遊び心を両立する工夫が欠かせません。自然とつながる空間や機能的な間取りなど、快適に暮らすためのポイントを以下で紹介します。
土地や周辺環境にこだわる
アウトドアを楽しむ家づくりには、住宅が密集しているような都市部にある土地よりも、広い敷地で隣家との距離が離れている郊外エリアのほうが適しています。また、日当たりや見晴らしのよさ、周囲からの視線なども考慮し、希望の暮らしが実現できる土地を選ぶことがポイントです。
家具・インテリアもこだわる
家具やインテリアにもこだわることで、アウトドアな雰囲気をより高めることが可能です。薪ストーブやランタン、キャンプ用テーブル・チェア、タープなどを取り入れれば、家にいながらリアルなアウトドア気分を味わえるでしょう。自然素材やおしゃれな道具で、実用性とおしゃれな雰囲気を兼ね備えた空間づくりが可能です。
生活感を隠す
アウトドア感のある空間を保つには、掃除機やゴミ箱、Wi-Fiルーターなどの生活感が出る物を隠す工夫も必要です。雰囲気に合わない物は収納し、部屋に置くアイテムはイメージに合うものを選びましょう。現代的なデザインのアイテムを隠し、自然素材で統一するなどすると、アウトドアライクなデザインがより引き立ちます。
プライバシーを確保する
アウトドアな家づくりでは庭やテラス、ベランダなど、屋外空間のプライバシー確保が大切です。隣家や通行人の視線を遮るため、フェンスや柵、植栽などを活用しましょう。視線を気にせず過ごせることで、家族だけのリラックスした時間が楽しめる快適な空間になります。
屋外用設備を設置する
アウトドア空間を快適に使うため、屋外用の照明やコンセント、水道などの必要な設備を設置しましょう。バーベキューを楽しみたいのであれば、水道やコンセントがあると便利です。用途に応じてどの設備が必要か、どの位置に設置すればよいかが変わります。後悔しないためにも、まずは使いやすい空間をイメージしておくことが重要です。
建物と外構のデザインをセットで考える
アウトドアテイストの魅力的な家を実現するには、建物と庭などの外構デザインをセットで考えることがポイントです。建物の外壁の色や自然素材に合わせて、ウッドデッキやフェンスのデザインを揃えることで、空間全体に美しいまとまりが生まれます。
最初から外と中のつながりを意識して設計し、芝生や植栽などを取り入れれば、部屋の窓からもアウトドア風の心地よい景色を楽しめます。外の自然をより身近に感じられる住まいづくりが可能です。
DIYしやすい内装で自分好みに育てる
趣味の時間を充実させたい場合、山小屋のような雰囲気を感じられる内装や、DIYしやすい木の家にするのもおすすめです。あえて柱や梁を見せるデザインにしたり、壁の一部を木材にしたりすることで、後から自分で専用の棚を作って道具を飾るなど、自由に手を加えやすくなります。
暮らしながら少しずつ自分好みの部屋に育てていける余白を残しておくことも、家づくりの醍醐味です。お気に入りのアイテムに囲まれた、愛着の湧く空間が完成します。
アウトドアな家はアイテムや間取りにこだわっておしゃれな空間づくりを
アウトドアな家づくりでは、自然と調和するアイテム選びや機能的な間取りが鍵となります。ウッドデッキや土間、ガレージ、屋上などを取り入れることで、暮らしと趣味が融合したおしゃれで快適な空間を実現できるでしょう。
キノエデザインは、自然素材を生かした暮らしやすい住まいづくりが可能です。ご家族のご要望をしっかりとヒアリングし、理想のライフスタイルを形にします。まずはお気軽にご相談ください。
アウトドアな家に関するよくある質問
Q. アウトドア用品はどこに収納すると便利ですか?
玄関に土間収納やシューズインクローゼットを設けると、テントやタープ、クーラーボックス、自転車などを屋外から直接収納できます。土や雨で汚れた道具を室内へ持ち込まずに済むため、居住スペースを清潔に保ちやすいこともメリットです。
収納する道具の種類やサイズを事前に確認し、棚の奥行きや出入口の幅、コンセント、換気設備なども計画しておきましょう。
Q. アウトドアリビングとは何ですか?
アウトドアリビングとは、庭や中庭、ウッドデッキ、テラス、バルコニーなどを、室内リビングの延長として使う屋外空間です。椅子やテーブルを置き、食事や読書、子どもの遊びなどを楽しめます。
リビングと屋外スペースの床の高さをそろえ、大きな窓でつなぐと、室内外の境界が目立ちにくくなり、開放感のある空間をつくりやすくなります。
Q. 狭い土地でもアウトドアを楽しめる家を建てられますか?
広い庭を確保できない土地でも、中庭やインナーテラス、屋上テラス、バルコニーなどを取り入れることで、アウトドアを楽しめるスペースをつくれます。
建物で囲まれた中庭やインナーテラスは、外からの視線を抑えながら、プライベートな屋外空間を確保しやすいことが特徴です。土地の広さだけでなく、周辺環境や日当たり、風の通り方を踏まえて配置を検討しましょう。
Q. アウトドアな家にガレージは必要ですか?
ガレージは必須ではありませんが、車だけでなく、自転車やバイク、サーフボード、キャンプ用品などを保管する場所として活用できます。天候の影響を受けにくいため、道具の手入れや荷物の積み下ろしにも便利です。
ただし、ガレージを広くしすぎると居住スペースや建築予算を圧迫することがあります。保管したい道具や作業内容を整理し、土間収納や物置で代用できないかも含めて検討しましょう。
Q. アウトドアな家で後悔しやすいポイントは何ですか?
庭やウッドデッキをつくったものの使用頻度が低い、アウトドア用品を収納しきれない、植栽やデッキの手入れが負担になるといったケースがあります。また、屋外から室内へ汚れを持ち込みやすいことや、外からの視線が気になることにも注意が必要です。
後悔を防ぐには、どこで何をするのか、どの道具をどこへ収納するのか、使用後にどこで洗って片付けるのかまで具体的に考えておくことが大切です。庭の仕上げも、芝生・砂利・コンクリートなどによって手入れの負担が異なります。
Q. ウッドデッキとタイルデッキはどちらがおすすめですか?
自然な風合いや温かみを重視する場合はウッドデッキ、汚れを落としやすく、耐久性やメンテナンス性を重視する場合はタイルデッキが選択肢になります。
デッキの上で子どもを遊ばせたい、バーベキューをしたい、椅子やテーブルを置きたいなど、具体的な用途によって適した素材は異なります。初期費用だけでなく、日当たりや雨への強さ、定期的な手入れも比較しましょう。
Q. キノエデザインではアウトドアを楽しめる家を建てられますか?
キノエデザインでは、庭や中庭、ウッドデッキ、土間、ガレージ、インナーテラスなどを取り入れた住まいを提案しています。
建築家と暮らし方や趣味について話し合い、アウトドアを楽しむ場所だけでなく、収納や家事動線、外からの視線なども考慮して間取りを計画します。自然素材を生かしながら、屋内外が緩やかにつながるデザイン性と暮らしやすさを両立した家づくりが可能です。