コラム

Column

HOME > コラム > 中庭のある家を建てた人の後悔することとは?原因と対策をポイント解説

中庭のある家を建てた人の後悔することとは?原因と対策をポイント解説

中庭のある家を建てた人の後悔することとは?原因と対策をポイント解説
中庭のある家で後悔することとは?原因と対策をポイント解説します

中庭のある家は開放感があり華やかな印象になるなど、家の魅力の一部となることが多いように感じますが、なかには「中庭をつくって後悔した」というケースも少なくありません。特に、予算や敷地面積など条件に制限がある場合、家づくりは後悔しないように進めたいものです。

この記事では、中庭のある家で後悔しやすいポイントと、それぞれの対策法を紹介します。後悔しない理想的な中庭のある家をつくりたい方は、ぜひ参考にしてください。

<このような方におすすめ>

・中庭のある注文住宅を検討している方

・中庭をつくって後悔しないための注意点を知りたい方

・採光・開放感と、暮らしやすさを両立したい方

・費用やメンテナンス、虫・断熱対策を確認したい方

<この記事のまとめ>

・中庭のある家は開放感が魅力ですが、建築費や居住面積には注意が必要です

・窓が増えることで、断熱性や冷暖房効率に影響する場合があります

・排水計画や素材選びを工夫すると、虫やメンテナンスの負担を抑えられます

・生活動線と敷地の広さを踏まえ、実績豊富な会社と計画することが大切です

中庭のある家で後悔しやすいポイント

中庭のある家で後悔しやすいポイントとは?

注文住宅を建てる際に、中庭のある家を検討する方も多いでしょう。ただし、建ててから後悔しないよう、デメリットについても把握しておく必要があります。以下では中庭のある家で後悔しやすいポイントを解説していきますので、順番にチェックしてみてください。

​​​​建築コストが高額

中庭のある家では、シンプルな間取りや形状にするのが難しく、設計や施工が複雑になりがちです。加えて中庭をつくる分、削られる居住面積をまかなえる程度の建物の広さを確保しなければならないため、建築コストが高くなってしまいます。建物の広さ確保だけでなく、中庭に面する壁や窓をつくるのもコストを上げる要因の一つです。

メンテナンスの手間がかかる

中庭のある家は、庭のない家と比べてメンテナンスに手間がかかります。例えば、中庭に芝生を敷いたりウッドデッキを設置したりすると、芝刈りや清掃が必要です。屋外は雨風にさらされるため汚れやすく、定期的にメンテナンスを行わなければ、見た目や快適性を維持することができません。また、中庭に面する窓のサイズが大きいほど窓の清掃も大変です。

断熱性能が低下し光熱費が高くなる

中庭のある家は窓の数や面積が増えやすいため、断熱性能の低下につながる可能性があります。外気の入り口となる窓が増えることで、夏は熱気を、冬は冷気を室内に取り入れやすく、冷暖房効率が悪くなってしまいます。冷暖房効率が悪くなった結果、光熱費が高くなってしまうことは免れません。家の断熱性能を重視する場合は、中庭に面する窓への対策が必要です。

虫が発生しやすい

一般的に、虫は光や水気のある場所に発生しやすいといわれています。中庭のある家は、虫の集合地帯になりやすいため注意しましょう。中庭をつくる際は大きな窓を設置するケースが多く、室内の光が漏れやすくなります。また、中庭は雨や台風などで水が溜まりやすくなります。室内の光や水溜まりに誘われて虫が集まりやすくなるため、未然に防ぐための工夫が必要です。

生活動線が不便

庭の形状にもよりますが、中庭のある家をつくると、生活動線や家事動線が不便になる可能性があります。例えば、家の中心が中庭になる「口の字型」の間取りを採用した場合、一方の部屋から反対側の部屋まで行くのに、中庭をぐるっと回って移動することになりかねません。
生活動線の不便さは、室内の移動にストレスを感じたり、掃除がしにくくなったりするなど、日々の生活利便性や快適性を損ねてしまう可能性があります。室内の生活についても、よく考えて設計することが大切です。

室内が窮屈に感じる

中庭は建物の内側につくられます。中庭のない一般的な家では居住スペースになる部分に設けるため、シンプルな間取りではないうえに居住面積が減って、窮屈に感じるかもしれません。特に、家族の人数が多い場合は部屋数や収納が足りないなど、必要なスペースの確保ができなくなってしまう可能性があります。
十分な予算と敷地面積がある場合は、広さを生かして居住面積も広げられますが、狭小地で中庭をつくる場合は、広く見えるような設計にしたり、デッドスペースを活用するなどの工夫が必要です。

中庭のある家の水はけ対策!雨水の排水経路を設けよう

中庭のある家で後悔しないための対策法

中庭のある家で後悔しないための対策法とは?

上述のように中庭をつくって後悔するケースもありますが、本来は中庭をつくるのは生活に彩りを与えるためであり、上手に対策することでデメリットを解消することができます。中庭のある家をつくって後悔しないために、以下のような点に注意しましょう。

シンプルな形状にする

中庭のある家をつくる際は、なるべく正方形や長方形などシンプルな形状の間取りにすることをおすすめします。シンプルにすることで建物の施工が複雑にならず、全体のコストを抑えることが可能です。また、大きな窓を設置するのもコスト高の要因となるため、部分的に採用するのが良いでしょう。

メンテナンスフリーの素材を選ぶ

中庭は屋外なので室内に比べて汚れやすく、綺麗な状態を保つにはこまめなメンテナンスが欠かせません。特にウッドデッキを設置する場合は用途も広がる分、メンテナンスに手間がかかるでしょう。
対策としては、メンテナンスフリーな耐久性の高い素材を選ぶのがおすすめです。無機ハイブリッド塗料は耐久性や耐候性に優れており、酸性雨や紫外線によるダメージも防ぎやすいため、ウッドデッキを長持ちさせることができます。メンテナンスフリーな耐久性の高い素材を選ぶことで、メンテナンスの手間が省けます。

複層ガラスを設けて断熱性アップ

窓は外部と室内の熱の行き来をする場所です。中庭と面する場所に大きな窓を設置すると断熱性能の低下が見られるため、対策しなければなりません。有効な対策として、窓を複層ガラスにすることが挙げられます。複層ガラスは2枚のガラスの間に空気の層をつくったもので、断熱性アップや結露予防などにも有効です。複層ガラスにすることで冷暖房効率が上がり、省エネ効果も期待できるでしょう。

水はけを良くする

先述のとおり、中庭は水気が溜まりやすいため、虫が発生しやすくなっています。対策として、水はけを良くして排水能力を高めることが大切です。排水設備を整えたり、植木鉢の水受けをなくしたり、タイルを敷き詰めたりすることで水はけを良くすると、水気や湿気が溜まりづらくなるため、虫が集まるのを防げるでしょう。

間取りづくりで生活動線を意識する

中庭を家の中心部につくると、間取りづくりが難しくなりがちです。用事のある部屋までの移動に時間がかかると、室内の生活に不便さを感じてしまうため、間取りを決める際は生活動線を意識し、優先して決めていくことをおすすめします。例えば、頻繁に行き来するリビングと水回りや、寝室とトイレの距離を近くにすると、移動の負担が減り生活や家事がしやすくなります。部屋の配置はよく考えて決めるようにしましょう。

敷地面積を広めに確保する

十分な居住スペースを確保しつつ中庭のある家をつくるためには、敷地面積を広めに確保することが大事です。広い敷地を確保できれば中庭をつくっても居住スペースを削る必要がなくなり、削った場合でも最小限に留まるでしょう。一方、敷地を広くすれば土地代もかかるため、住宅も含めてしっかりとした資金計画を立てることが大切です。

中庭のある家のメリット・デメリット

中庭のある家は、住まいの内側に光や風、自然を取り込める魅力的な間取りです。一方で、敷地条件や建物の配置によっては、日当たりや掃除、費用面で注意が必要になることもあります。メリットとデメリットの両方を理解したうえで、暮らし方に合うかを検討しましょう。

【事例4選紹介!】中庭のある家とは?間取りタイプやメリットデメリット、注意点を紹介

中庭のある家のメリット

中庭の大きなメリットは、外からの視線を抑えながら、明るく開放的な空間をつくりやすいことです。道路や隣家に面した土地でも、建物の内側に窓を設けることで、プライバシーを確保しながら採光や通風を取り込めます。

また、リビングやダイニングと中庭をつなげれば、室内と屋外がゆるやかにつながり、実際の広さ以上に開放感を感じやすくなります。子どもの遊び場やペットと過ごすスペース、食事や読書を楽しむアウトドアリビング、植栽を眺める癒やしの空間など、ライフスタイルに合わせて多目的に活用できる点も魅力です。

中庭のある家のデメリット

中庭のある家は、建物の形状が複雑になりやすく、一般的な四角い住宅と比べて外壁や屋根、防水工事などの施工範囲が増える場合があります。そのため、間取りや仕様によっては建築費用が高くなることがあります。

また、中庭は屋外空間のため、落ち葉や砂ぼこり、雨水による汚れなどの掃除やメンテナンスも必要です。さらに、中庭の広さや建物の高さのバランスが適切でないと、思ったより日差しが入らなかったり、風が通りにくかったりすることもあります。採光・通風・排水・視線・掃除のしやすさまで含めて、設計段階で十分に検討することが大切です。

施工実績が豊富な業者に依頼することも大切

施工実績が豊富な業者に依頼することも大切です

中庭のある家をつくる際に後悔しないためには、施工業者の選び方も重要になります。「施工業者」と一口にいっても、実績や得意分野は会社ごとに異なるため、十分に比較してニーズに合った業者を選ぶことが大切です。
中庭のある家を施工した経験が豊富な業者であれば、中庭のデメリットをできるだけ補えるような提案や施工ができます。中庭のある家の施工をカタログやホームページで確認したり、実際に見学したりしながら検討してみましょう。

こまやかな配慮で後悔しない中庭のある家づくりをしよう

中庭のある家で後悔しないためには、中庭のある家で後悔しやすいポイントをよく理解したうえで、対策を図りながら一つずつデメリットを解消していくことです。そうすれば後悔しない、理想的かつニーズを満たした中庭のある家がつくれるでしょう。

キノエデザインでは、三木市や神戸市など兵庫県を中心に豊富な施工実績があり、ノウハウを活かして中庭のある家に関しても、施主様のニーズを考慮した適切なアドバイスや施工を提供することが可能です。中庭のある家づくりで後悔したくない方は、ぜひ一度、キノエデザインにご相談ください。

資料請求はこちら▶

来場予約はこちら▶

イベント・見学会はこちら▶

後悔しないための中庭のある家に関連する記事

中庭のある家は、外からの視線を抑えながら光や風を取り込める一方で、「夏は暑くならないか」「冬は寒くないか」「掃除や手入れが大変ではないか」といった不安も生まれやすい間取りです。秋山住研が手がけるキノエデザインでは、高気密・高断熱・高透湿を備えた「深呼吸する家」を提案。中庭から取り込む光や風を生かしながら、窓の配置や空気の流れ、室内外のつながりまで丁寧に計画します。デザイン性だけでなく、日々の使いやすさや快適性にも配慮し、長く心地よく暮らせる住まいを目指しています。

庭付き一軒家の魅力や注意点とは?おしゃれな庭づくりの仕上げ方

注文住宅に庭は必要?失敗しない庭づくりのポイントを伝授

注文住宅で理想的な中庭の広さとその設計ポイント

【注文住宅】パティオのある家とは?メリット・デメリットやおすすめ間取りを紹介

中庭にウッドデッキを設置した家の間取り|メリット・デメリットや注意点とは

【実例紹介】中庭のある家づくり|おしゃれな間取りのポイントを紹介

中庭のある家の価格相場って?住宅タイプから家づくりのポイントまで解説

中庭のある家で後悔することに関するよくある質問

Q. 中庭のある家とは?

中庭のある家とは、建物や壁で囲まれた屋外空間を住まいの中心や内側に設けた住宅のことです。道路側に大きな窓を設けにくい住宅密集地や都市部でも、外からの視線を抑えながら、室内に光や風を取り込みやすい点が特徴です。

リビングやダイニングと中庭をつなげることで、室内に開放感を生み出したり、子どもの遊び場、アウトドアリビング、植栽を楽しむ空間として活用したりできます。一方で、採光・排水・掃除のしやすさ、建築費用なども考慮し、暮らし方に合った広さや配置を計画することが大切です。

Q. 中庭のある家で後悔しやすいポイントは何ですか?

中庭のある家では、「日当たりが思ったほど確保できなかった」「掃除や手入れに手間がかかる」「外からの視線や音が気になる」といった後悔が挙げられます。また、中庭を設けることで建物の形状が複雑になり、建築費用や外壁面積が増えるケースもあります。土地の条件や生活動線を踏まえ、採光・通風・メンテナンス性まで設計段階で検討することが大切です。

Q. 中庭は日当たりが悪くなることがありますか?

あります。中庭は周囲を建物に囲まれるため、建物の高さや中庭の広さによっては、日差しが入りにくくなることがあります。特に狭い中庭では、冬場に日陰の時間が長くなることもあるため注意が必要です。方位だけでなく、隣家や建物の高さも確認しながら、必要な採光をシミュレーションして計画しましょう。

Q. 中庭の掃除やメンテナンスは大変ですか?

屋外空間であるため、落ち葉・砂ぼこり・雨水による汚れなどの掃除は必要です。植栽を多く取り入れる場合は、水やりや剪定などの手入れも発生します。一方で、タイルやコンクリートを中心に仕上げ、排水計画を整えておけば、日常のお手入れを抑えることも可能です。暮らしに合った素材や植栽量を選ぶことが重要です。

Q. 中庭があると建築費用は高くなりますか?

中庭のある家は、一般的な四角い建物と比べて外壁面積や屋根・防水などの施工範囲が増えやすく、建築費用が高くなる傾向があります。ただし、中庭の大きさや建物形状、仕上げ材によって費用は大きく変わります。希望する開放感や暮らし方に優先順位をつけ、予算配分を考えることが後悔を防ぐポイントです。

Q. 中庭はプライバシーを確保できますか?

建物で囲う中庭は、道路側に大きな窓を設けにくい土地でも、外からの視線を気にせず光や風を取り入れやすい点が魅力です。ただし、2階の窓や隣家から見下ろされる可能性はあります。塀の高さや窓の位置、植栽、目隠しの配置まで含めて検討し、視線の抜け方を確認しておくことが大切です。

Q. 中庭があると寒くなったり、暑くなったりしませんか?

大きな窓を中庭側に設ける場合、断熱性能や日射対策が不十分だと、夏は暑く冬は冷えやすく感じることがあります。高断熱の窓や適切なガラスを選び、庇・軒・シェードなどで日差しをコントロールすることが重要です。中庭の開放感と快適性を両立するためには、住宅全体の断熱・気密・空調計画まで考える必要があります。

Q. 中庭は防犯面で心配ありませんか?

外部から入り込める動線がある場合は、防犯面の配慮が必要です。道路や隣地から中庭へアクセスしにくい配置にする、防犯ガラスやシャッターを採用する、人感センサー付き照明を設置するといった対策が有効です。開放感を優先するだけでなく、窓・門扉・フェンスの計画も含めて防犯性を高めましょう。

Q. 中庭のある家に向いている人はどんな人ですか?

外からの視線を気にせず、明るく開放的なリビングで過ごしたい方に向いています。また、住宅密集地や変形地などでも、家の内側に光や風を取り込みたい場合にも有効です。子どもの遊び場やアウトドアリビング、ペットと過ごす空間として活用したい方にもおすすめです。

家づくりスタートBOXプレゼント資料請求キャンペーン