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平屋を建てて後悔するポイント8選!事例と対策をあわせて解説

平屋を建てて後悔するポイント8選!事例と対策をあわせて解説

<このような方におすすめ>

●平屋を建ててから後悔しやすいポイントを事前に把握しておきたい方

●平屋の費用や日当たり、防犯、収納、プライバシーなどに不安がある方

●暮らしやすい間取りや生活・家事動線のつくり方を知りたい方

●実際の平屋の間取り事例を参考にしながら、後悔のない家づくりを進めたい方

<この記事のまとめ>

●平屋では、土地・建築費や日当たり、防犯、収納、プライバシー、生活動線などで後悔するケースがあります。

●土地選びや間取りを検討する段階から、中庭や回遊動線、目隠し、収納計画などの対策を取り入れることが大切です。

●水害リスクについてはハザードマップを確認するなど、建築前に周辺環境や土地の特徴を把握しておきましょう。

●平屋ならではの注意点を理解したうえで、家族の暮らし方や将来の生活まで見据えてプランを検討することで、後悔を防ぎやすくなります。

INDEX

平屋で後悔しやすいポイントと対策8選!

平屋で後悔しやすいポイントと対策8選!

平屋を建てる際は、どのようなことで後悔する方が多いのでしょうか。後悔しやすいポイントを押さえておけば、事前に対策しながら家づくりを進められます。ここでは、平屋を建てる際に後悔しやすい8つのポイントと対策を紹介します。

土地代や建築費用が高くなる

延床面積が同じ場合、平屋と2階建ての家を比較すると、平屋のほうが建築費用は高額になりがちです。平屋は面積を縦に増やせる2階建て・3階建ての住宅と違って、横に面積が広がるため、広い土地が必要になって費用も高くなります。

また、平屋は2階建てや3階建ての住宅に比べて、1階の基礎となる部分や屋根の面積が広くなるので、建築費用も高くなる傾向があります。

対策:必要な広さをあらかじめ把握しておく

土地代や建築コストが高くならないようにするには、生活に必要な土地の広さをあらかじめ把握して、ちょうど良い広さの土地を用意することが大切です。間取りを考える際は、廊下などの不要なスペースを削るだけでも、費用の節約になります。坪単価の安い土地を探すことも費用削減につながりますが、立地条件が悪くならないように注意しなければいけません。

日当たり・風通しが悪い

平屋は全フロアが1階にあるため、隣の建物の影響を受けて日当たりや風通しが悪くなる傾向があります。特に間取りの中心部は窓から離れているため、採光・通風を確保しにくいのが特徴です。日当たりが悪いと日中でも電気をつけなければならず、冬場は寒く感じやすいでしょう。また風通しが悪いと、カビや結露が発生しやすくなります。

対策:中庭をつくる

平屋で採光・通風を確保するには、ロの字型やコの字型の間取りにして中庭をつくると効果的です。中庭をつくると間取りの中心部にも窓を設置しやすく、日当たりや風通しも良くなります。その他にもL字型の間取りにしたり、天窓をつけたりするなど、設計次第で平屋特有のデメリットを改善することが可能です。

防犯面が心配

平屋は2階建ての住宅に比べて外から室内が見えやすく侵入しやすいため、防犯面で不安を感じるのも後悔しやすいポイントです。特に大きな窓を設置するデザインはおしゃれで人気がありますが、防犯面での不安も大きくなります。外の通行人からの視線をさえぎるために、カーテンを閉めっぱなしにして防犯対策をとりましょう。

対策:外構等で目隠しする、窓の設置場所を工夫する

平屋の防犯には目隠し用のフェンスを設置したり、背の高い植栽を置いたりすると効果的です。フェンスを設置することで外の様子が全く見えなくなるのが心配な方は、スリットフェンスを選ぶなどの工夫が必要です。また、大きい窓を設置したいときは、中庭側の窓を大きいものにすれば、防犯面での心配も少なくなるでしょう。

収納スペースが少ない

平屋は2階建ての住宅に比べて、広い土地を確保しなければなりません。しかし予算や立地の都合で面積に限りがあると、居住スペースの確保を優先して、収納スペースを十分に確保できないケースがあります。収納が少ないと、生活スペースに物が溢れて雑多な印象になってしまうかもしれません。収納スペースを考慮して計画的に間取りを設計する必要があります。

対策:デッドスペースを活用する

床面積を十分に確保しにくい平屋でも、デッドスペースを活用すると収納スペースを確保しやすくなります。デッドスペースとは壁面や床下、階段下、天井裏などです。あらかじめ収納するものの大きさや量を計算し、収納するものに応じて収納スペースを設計すると、効率良く整理整頓できます。

住宅会社の担当者にも相談し、生活スペースを減らさずにすっきりとした空間を保てる間取りを提案してもらいましょう。

水害が不安

平屋は土地の高さや形状によって水害のリスクが高く、敷地内に水が流れ込んできた場合、2階以上への避難ができないことに不安を感じる方も多くいます。特に傾斜地や低い土地、排水機能が整っていない土地は水害のリスクが高く、大雨が降ると雨水が一気に溜まる可能性もあります。平屋に住みながら水害に備えるには、土地探しの段階から考えなければなりません。

対策:事前にハザードマップを確認しておく

水害リスクが低い平屋を建てるには、ハザードマップなどを確認したうえで水害リスクが低い土地を選ばなければなりません。水害リスクを調べられる洪水ハザードマップや高潮ハザードマップなどは、国土交通省のホームページや自治体の窓口で確認できます。高台に位置しているエリアや過去に水害が少ないエリアを選ぶと、安心して暮らせるでしょう。

プライバシーを確保しづらい

LDKを中心に間取りを設計することの多い平屋は、家族それぞれのプライバシーを確保しにくい面もあります。平屋はすべての設備がワンフロアに配置されているため、2階建ての家に比べると家族との距離が近くなりやすいのが特徴です。そのため家族との時間を楽しめる一方で、声や音が漏れやすく、生活時間が異なるとストレスに感じるケースもあるでしょう。

対策:間取りを工夫する

平屋でプライバシーを確保するには、間取りの設計段階から工夫することが大切です。人の集まるリビングや出入りの多い玄関は、各部屋・寝室から離す、または、防音効果の高い材料を選ぶなどする必要があります。床面積が限界でなければ、あえて廊下をつくり各部屋に距離ができるように配置するのも良いでしょう。

動線が悪い

平屋はすべての設備をワンフロアに配置する構造上、建物の端と端まで距離ができやすくなります。その反面、動線を意識せずに間取りを設計すると、生活動線の効率が悪くなり、暮らしにくさを感じるかもしれません。何度も行ったり来たりしなければいけない間取りになると、ストレスを感じやすくなります。

対策:回遊動線を採り入れる

シンプルな間取りになりやすい平屋では、回遊動線を積極的に取り入れるとストレスを感じにくくなります。回遊動線とは、行き止まりがなくぐるっと回って移動できる動線です。例えばキッチンや洗面所、ランドリースペースの間を行き来しやすい間取りにすると、家事効率は良くなります。

ただし、回遊動線の間取りは設計難易度が高いので、施工会社と十分に相談したうえでデザインしましょう。

外観がイメージと違う

平屋の間取りにこだわりすぎて外観デザインを疎かにしてしまい、実際に完成してみたら思い描いていたイメージと違って後悔するパターンもあります。最近はシンプルモダンな外観がトレンドの一つではありますが、平屋の家はそもそもシンプルな形状になりやすい傾向があります。そのため、色やデザインに拘らない限り、味気ない印象になってしまいがちです。

対策:外観のテイストを決め、外構も含めてトータルコーディネートする

平屋の外観デザインで後悔しないためには、あらかじめ理想の外観イメージを明確にして、周囲の景観に馴染むかどうかを考えておきましょう。建物のデザインだけでなく、庭や駐車場、門扉などの外構も含めてトータルコーディネートすることが大切です。

SNSや雑誌などで理想のデザインを見つけたときは、住宅会社に共有しておくことをおすすめします。立体図や外観パースを確認しながら、外観デザインを高めていきましょう。

参考にしたい!平屋の間取り事例

平屋で後悔しがちなポイントを紹介しましたが、実際には平屋の魅力を最大限に活かして、こだわりの平屋を建てた事例も多くあります。ここでは、平屋の家づくりの間取り事例を見ていきましょう。

遊び心たっぷりに仕上げた平屋

こちらの平屋では中庭を設置し、子どもが安心して遊べる間取りになっています。中庭は外の通りから見えないので防犯面で安心感があり、採光を確保するのにも役立ちます。また、リビングの天井は高さに変化をつけて、シンプルになりがちな平屋の間取りにメリハリをつけ、開放感を演出しました。

家族との距離が近い平屋

家族で過ごせる広々リビングが自慢のお家

外観は片流れ屋根を組み合わせたデザインを取り入れています。スタイリッシュな外観でありながらも、ところどころに木目調を取り入れた点がこだわりのポイントです。天井は標準よりも高く、大きな窓を2面設置したことで、平屋で後悔しがちな日当たりの悪さにもしっかりと対策しています。家族全員でくつろげる広いリビングにもこだわり、自然と家族で過ごす時間が増える居心地の良い平屋が実現しました。

憩いの空間を実現した平屋

薪ストーブとログハウス風の内装が落ち着く居心地のよい平屋

木の温かみを感じられる、ログハウス風の平屋です。外観は落ち着いた雰囲気が印象的な和モダンのデザインで、人目を引きます。ログハウス風の内装は無垢材がふんだんに使われており、室内にいながら自然の中で暮らしているかのようなリラックス空間です。

玄関横の扉をスライドすると大容量の収納スペースが現れ、ゴルフバッグや子どもの遊び道具を収納できます。また、キッチンは壁面を活用して棚を設置しており、見せる収納と隠す収納を使い分けてメリハリのある収納を実現しています。

コの字型でのこぎり屋根の平屋

コの字型でのこぎり屋根の平屋

スタイリッシュな片流れ屋根が特徴的なこちらの平屋は、ブラックを基調とした外観がモダンな印象を与える注文住宅の実例です。木目調の外壁と玄関ドアがほどよく温かみをプラスし、外構もシンプルながら高級感のある仕上がりに。車やバイクもゆったり停められるカーポート付きで、暮らしやすさとデザイン性を兼ね備えた住まいです。

ピットリビングとデザインニッチがあるナチュラルテイストな平屋

ピットリビングとデザインニッチがあるナチュラルテイストな平屋

温かみのある木目と白を基調にした開放的なLDKが魅力の平屋住宅。小上がりのヌックスペースはお子さまの遊び場や読書コーナーにもぴったり。梁見せ天井やペンダントライトが空間にアクセントを加え、家族が自然と集まりたくなる心地よい住まいに仕上がっています。

楽しさ広がる庭付きテラスがある平屋

楽しさ広がる庭付きテラスがある平屋

広々とした人工芝の庭にウッドデッキを設けた、アウトドアリビングが楽しめる平屋の注文住宅。ブラックとブラウンの外壁がモダンで重厚感のある印象を演出。大きな掃き出し窓からは光がたっぷり差し込み、開放感も抜群。プライベート感のある庭で、家族のくつろぎ時間がより豊かになります。

ポイントと対策を押さえて後悔しない平屋づくりを

平屋を建てる際は後悔しないように、事前に後悔しやすいポイントと対策を知っておくと安心です。ポイントを押さえて家づくりをすれば、理想的で暮らしやすい平屋の家づくりを実現できるでしょう。

キノエデザインは、兵庫県を中心に注文住宅の施工を行っています。お客様のご要望をしっかりとお伺いしたうえで、高性能で居心地の良い健康住宅をご提案いたしますので、家づくりの際はお気軽にご相談ください。

後悔しないための平屋に関するよくある質問

平屋で後悔しやすいポイントは何ですか?

代表的なものとして、日当たりや風通しが確保しにくい、外からの視線が気になる、収納が不足する、広い土地が必要になるといった点があります。また、家族の生活音が伝わりやすい場合もあります。間取りだけでなく、土地や周辺環境も含めて計画することが重要です。

平屋は日当たりが悪くなりやすいですか?

建物の形や大きさによっては、中心部まで光が届きにくくなることがあります。中庭や高窓、天窓などを取り入れたり、建物の形を工夫したりすることで、室内に自然光を取り込みやすくできます。土地の日照条件を確認したうえで窓の位置を計画しましょう。

平屋は夏は暑く、冬は寒いのでしょうか?

平屋は屋根と接する面積が大きいため、屋根の断熱性能によって室温への影響を受けやすくなります。一方で、高い断熱性・気密性を確保し、窓や日射遮蔽を適切に計画することで、快適な室内環境をつくることができます。

平屋は防犯面で後悔しやすいですか?

すべての居室が1階にあるため、窓や出入口の防犯対策は重要です。道路から見えにくい場所の窓、防犯ガラス、シャッター、人感センサー付き照明などを取り入れる方法があります。外からの侵入経路を想定しながら設計することが大切です。

平屋は外からの視線が気になりませんか?

道路や隣家との距離が近い場合は、窓からの視線が気になることがあります。窓の高さや位置を調整したり、目隠しフェンスや植栽、中庭を取り入れたりすることで、採光を確保しながらプライバシーに配慮できます。

平屋は広い土地がないと建てられませんか?

同じ延床面積の2階建てと比べると、平屋は建築面積が大きくなるため、一定の敷地面積が必要になります。ただし、必要な土地の広さは建ぺい率や希望する延床面積、駐車場、庭などによって異なります。土地探しの段階から平屋を建てる前提で検討するとよいでしょう。