快適なリビングで家族が気持ち良く過ごせる家

今回紹介する事例は、長方形の外観が目を惹く住宅です。快適なリビングや効率的な家事動線をテーマに作られた住まいには、どのような特徴があるのでしょうか。オーナー様ご夫婦に、家づくりのきっかけと要望、お家の特徴を伺いました。

家づくりのきっかけと要望

家づくりのきっかけ

もともと賃貸に住まれていたオーナー様ご夫婦が家づくりを考え始めたきっかけは、コストパフォーマンスを考えたためでした。賃貸よりも家を建てたほうが後々コストパフォーマンスに優れているのではないかと考え、夫婦で納得いくまで調べたり話し合ったりしたそうです。

ちょうどその頃、お子さまたちの成長につれて物が溢れ、収納場所も考えなければいけないと思っていたことも、家づくりの後押しとなりました。子どもたちも含めてご家族で話し合った結果、家づくりを行おうと決断していただいたそうです。

家づくりの要望

オーナー様ご夫婦の家づくりの要望は、広い収納スペースを取ることと、吹き抜けのあるリビングでした。せっかくご自身の思いどおりの家を建てられるのであれば、家族で過ごすリビングを特に快適空間にしたいと考えたそうです。

また家事を主にこなしている奥さまは、効率的な家事動線があることも要望に加えられました。休日を利用してハウスメーカーをいくつも見て回った結果、家族の要望を叶えてくれる設計ができ、地域密着で信頼を積み重ねているハウスメーカーとして、秋山住研をお選びいただいたそうです。

秋山住研がお手伝いさせていただいたオーナー様家族の理想の住宅には、どのような特徴があるのでしょうか。順番に見ていきましょう。

お家の特徴

印象に残る長方形の外観

はじめに紹介するお家の特徴は、印象に残る長方形の外観です。まわりに立つ三角屋根の家とは異なる外観は、通る人の視線を奪うでしょう。

温かみのあるブラウンとチャコールグレーの組み合わせも落ち着いた雰囲気を醸し出し、安心できる外観を生み出しています。

効率的な家事動線

効率的な家事動線を目指し、キッチンの続き間にランドリールーム、その先にお風呂場といった間取りも、自慢したくなるお家の特徴です。キッチンとランドリールーム、お風呂場を近づける設計に疑問を感じる方もいるかもしれませんが、キッチンとランドリールームが近ければ、帰宅した家族の汚れ物を洗濯機まで持っていったり、キッチンで作業をしていても、洗濯が終わったことにすぐに気づけたりします。

お子さまだけでお風呂に入るのに不安な年頃でも、お風呂場が近ければ、キッチンやリビングにいてもすぐに様子を見られる点もメリットです。家族構成や環境によってそれぞれ魅力の感じる家事動線は異なるため、最適な動線を話し合い、家族で満足のいく動線をつくり出しましょう。

玄関に設置した大容量収納

子どもたちが成長するにつれ、物が増え収納場所を考えなければならなかったことが家づくりの後押しとなったこともあり、玄関を入ってすぐ右側に設置したシューズクロークを特に気に入っているそうです。シューズクロークの中にはご家族の靴や雨具、アウトドア用品、家族共通の趣味であるバスケットボールなどが置かれています。

通り抜けできるよう、シューズクロークには居室内に繋がる入り口も設置したため、シューズクロークに荷物を下ろし、そのまま家に上がれる点も特徴です。シューズクローク内をご家族の玄関として使用すれば、本来の玄関スペースはいつもすっきりと保たれるため、来客があっても慌てる必要はありません。

明るい光が差し込む吹き抜け

ご家族が過ごすリビングには吹き抜けを取り入れたかったと話すオーナー様のご希望どおり、リビング上部には吹き抜けを設置しました。吹き抜けはリビング内に明るさと開放感をもたらすため、ご家族で語り合ったり寛いだりといった空間に最適です。

また吹き抜けを囲むように2階の廊下を設置したため、リビングやキッチンから呼びかけても、二階で過ごすご家族に声が届きやすい環境となりました。成長に従い子どもたちが自身の部屋で過ごす機会も増えることがあるかとは思いますが、家族の気配を感じられる空間はコミュニケーションが取りやすく、孤独を感じにくい空間となるでしょう。

過ごしやすさを追求したリビング

吹き抜けの他にも、リビングは過ごしやすさを追求した工夫を詰め込みました。大開口の窓は吹き抜けと共に部屋に光を取り込んでくれるため、リビング全体を明るくしてくれます。

また秋山住研が手掛けるキノエデザインの家は基礎断熱後続を採用しているため、床下と室内の温度差を一定にする効果を持っています。リビングテーブルやソファを置いていない広々とした空間で、おもちゃを出したり駆け回ったり、また夏の冷たい床で気持ちが良さそうに寝転がるお子さまの様子が目に浮かぶようです。