オーナー様ご夫婦が家づくりをしようと考えたのは、息子さんが独立し、手が離れたことがきっかけでした。それまで賃貸で暮らしていたため、ご夫婦で落ち着いた暮らしをしたいと考えた際に、一戸建てにしたいという共通の想いがあったそうです。 ご夫婦で理想の住まいを話し合っていくうちに、イメージはどんどん具体的になったため、土地探しを含めて本格的に家づくりを考えることになりました。

オーナー様ご夫婦が家づくりをするうえでの要望は、主に3つ。今まで暮らしていた賃貸では中々楽しめなかったガーデニングを思う存分やれる庭付きの家であること、洋風の外観をもつ平屋住宅であること、木材にもこだわったハウスメーカーであることでした。 ご夫婦お二人でこれから長く楽しく暮らしていきたいという上記の要望に加え、土地探しから一緒に探してくれるハウスメーカーを探したところ、キノエデザインがよいのではないかと思っていただけたそうです。

最初に紹介するお家の特徴は、洋風の外観です。足腰に負担のかかる階段がない平屋に憧れがあるものの、和風ではなく他の家と被らないような洋風の家を希望されたオーナー様ご夫婦。 どっしりとした木製の玄関ドアや柔らかなアーチの窓枠、特徴的な屋根瓦と外壁は、ご夫婦のこだわりが感じられます。ヨーロッパのリゾート地を彷彿とさせる可愛らしくも落ち着いた外観は、見る人を惹き込んでくれるでしょう。

次に紹介するお家の特徴は、ガーデニングを楽しめる広い庭です。賃貸では中々叶わなかった、ガーデニングをたっぷり楽しみたい奥様の要望に応え、門の前と玄関までのアプローチに、なだらかなカーブを描く花壇を配置しました。 庭もいくつものプランターが置けるよう、広くスペースを確保しています。奥様が世話をした花壇の植物が咲き乱れる頃、仕事を終え帰宅したご主人が車から降り、花を眺めながら玄関へと向かう光景が想像できるでしょう。

明るく開放感のある玄関も、オーナー様ご夫婦のお家の特徴です。玄関は間取りを贅沢に使う特徴の洋風の家と同様に、広々と明るい空間を目指しました。 ドアを開けて最初に目に入るアクセントタイルは、オーナー様ご夫婦の雰囲気にぴったりな落ち着いた色味で、帰宅したご夫婦や来客に、安心感を与えてくれます。靴箱のほか、アウトドア用品などの大きめの荷物も入れられる、収納力抜群のクローゼットも備え付けています。 収納は扉で隠すのではなく、緩く仕切られた壁で目隠しをする程度なので、圧迫感がありません。玄関ドアや壁に設置した窓からふんだんに光も入るため、特に晴れた日は明るく、開放感のある玄関となるでしょう。

家の中と外それぞれに、机と椅子が置けるカフェスペースを配置したことも特徴です。本を読んだり飲み物を飲んだりして、ご夫婦や来客との時間を楽しんでいるそうです。 家の外のスペースでは奥様が世話をしたガーデニングを眺めながら、家の中のスペースも広く取ってあるため、お気に入りのプランターで植物が飾れます。ダイニングやリビングで過ごす休日ももちろんよいですが、家の中にいながらも外でお茶を楽しんでいるような気分にさせてくれるスペースがあれば、心のゆとりに繋がるでしょう。

最後に紹介するオーナー様ご夫婦のお家の特徴は、リビングです。オーナー様ご夫婦はもちろん、ご家族やお友達が来た際にくつろいでもらうリビングは、勾配天井を利用した吹き抜けがある広々空間となっています。 平屋は2階部分がないため、吹き抜けはつくれないのではと思う方もいるかもしれませんが、平屋の吹き抜けは、天井を屋根の形に沿ってつくった天井を指しています。勾配天井により縦の空間が広がるだけでなく、大開口の窓からは多くの光が取り込めるため、明るい雰囲気を演出してくれるでしょう。 ソファの後ろは前述したカフェスペースが面していて壁部分が少ないため、見た目以上の開放感があります。