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2024.04.04 家の素材

無垢材のデメリット解決法を紹介!憧れの注文住宅をこだわり空間に

さまざまな用途に使われる無垢材は、注文住宅を建てる方に人気の素材です。
天然木ならではの風合いや温かみで、住宅をこだわりの空間に仕上げたいという方は多いのではないでしょうか。

この記事では、無垢材の種類やメリット・デメリット、デメリットを解決する方法などを解説していきます。
無垢材についてしっかりと理解し、注文住宅を建てる際に取り入れられるかどうかを見極めましょう。

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無垢材の種類・人気の樹種

無垢材の種類と人気の樹種をご紹介
フローリングの素材などに利用されることの多い無垢材ですが、無垢材に使用される樹種はたくさんあります。
ここでは、多数ある樹種の中でも人気の5種について紹介します。

パイン

パインはマツ科の木材です。
やわらかい木目と材質で加工しやすく、家具などによく使われます。
また熱や衝撃を吸収しやすい材質なので、フローリング材としても人気があります。
はじめは白っぽく明るい色ですが、年数を重ねるうちに温かみのある茶色っぽい色に変わっていくため、変化の過程も楽しめるでしょう。

ブラックチェリー

バラ科の木材であるブラックチェリーは、古くからキッチンカウンターやテーブルなど高級家具の材料として使われています。
独特の赤っぽい色味はほかの木材にはない美しさが感じられ、淡い木目とすべすべした肌触りも特徴です。
またブラックチェリーは経年変化が激しく、はじめは淡いピンクのような色ですが、半年から一年程度経つとオレンジがかった茶色へと変化していきます。

ナラ・オーク

ナラ・オークは広葉樹ブナ科の木材です。
両者の主な違いは産地で、同じものではありませんが性質はよく似ています。
強度が高く重めで、大振りの木目が特徴的です。
パインよりも薄く明るめの色なので、どのようなインテリアにも馴染みやすいでしょう。
そのほか、ワインやウイスキー樽にも使用されるほど耐水性に優れており、虎斑(トラフ)模様が出やすいのも魅力の一つです。

ヒノキ

ヒノキは日本の最高級の建築材として知られる針葉樹ヒノキ科の木材で、独特な香りを持つ人気の高い種類です。
断熱性や調湿性だけでなく耐水性、耐久性も優れているため、フローリングに適しているといえるでしょう。
また、ヒノキ独特な香りにはリラックス効果もあり、浴槽などにも多く使われています。
ただし、時間が経つと膨張や反りなど変形する可能性がある点には注意しましょう。

ウォールナット

ウォールナットは家具や楽器、彫刻など、多様な用途で活躍する広葉樹ブナ科の高級木材です。
独特の深みのある色が美しく、重厚感ある落ち着いた雰囲気に仕上がります。
ツルツルした肌触りや衝撃に強い耐久性などの特性を持ち、年数を重ねても変形しにくいのが魅力です。

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無垢材のメリット・デメリット

無垢材の利点と欠点
種類も豊富で人気の無垢材ですが、選び方を間違えて後悔しないためにも、メリットやデメリットをしっかりと理解しておくことが大切です。
以下では、無垢材のメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

メリット

調湿性に優れている

木材は調湿性に優れているため、高温多湿の日本に適しています。
夏は湿気を吸収して涼しく冬は湿気を放出して暖かくなるといったように、湿度を自然に調節してくれるため一年中快適な空間を保てるでしょう。
また、梅雨時にカビが発生しにくいのも魅力です。
サラサラとしているので、湿度の高い季節でも不快感をあまり感じずに過ごせます。

木特有(自然素材)の風合い・やわらかい肌触り

無垢材は天然木を使用しており、自然素材そのものの温かみある風合いややわらかい肌触りが魅力です。
表面の木目にも2つとして同じものはなく、それぞれの表情を楽しめます。

また、無垢材は全般的に熱伝導率が低いため、寒い季節にフローリングを裸足で歩いても冷たさを感じにくというメリットもあります。
空気層のおかげで肌触りがやわらかく、足への負担が少ないのも特徴です。
赤ちゃんから高齢者まで、幅広い年齢層にやさしい素材といえるでしょう。

経年変化の味わいを感じられる

天然木を使用した無垢材は、年数が経つにつれて木肌の色が深まるなどの経年変化を楽しめます。
樹種によって変化の仕方は異なりますが、色が濃くなったり木目が際立ってきたりツヤが出てきたりと、変化によって魅力が増すのも楽しみの一つです。
また、経年変化によって家族が過ごしてきた年月や歴史が感じられるので、家に対する愛着も増していくでしょう。

身体にやさしい

複合フローリングと呼ばれる合板素材のフローリングには、化学接着剤が使用されています。
有害な化学物質により空気が汚染され、シックハウス症候群を引き起こす可能性が懸念されている一方で、無垢材には化学接着剤などの有害物質を含んだものを使用しないため、健康を害するリスクが少なく安心です。
そのため、小さい子どもやペットがいる家庭にも喜ばれるでしょう。

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デメリット

価格が高い

大きな懸念点の一つとして、価格が高いことが挙げられます。
「無垢材=価格が高い」というイメージを持っている方は少なくないでしょう。
無垢材は合板ではなく原木から切り取ったものをそのまま使用するため、量が限られておりコストがかかる傾向にあります。
また、複合フローリングに比べて加工や施工に手間がかかることも、価格が高い理由です。

変色・変形しやすい

使うごとに味わいが出る経年変化は無垢材の魅力ですが、自然素材のため年数が経つごとに変色や変形の可能性が高くなります。
特に日差しが強い場所では紫外線の影響を受けやすく、思っていた色合いにならなかったとなる可能性もあります。

さらに調湿性に優れているということは、木材が伸縮するということです。
湿度の高い時期には膨張し、乾燥する冬には収縮するなど、木が反ったり浮いたりするケースも少なくありません。
ほかにも、変形によって床鳴りが発生することもあるでしょう。

汚れやすい

無垢材は吸湿性に優れた素材なので、液体をこぼしたときにシミや汚れになりやすく、足の裏の皮脂などが付きやすくなっています。
また、表面がコーティングされておらず、複合フローリングに比べて傷や汚れが付きやすいという懸念点もあります。
特に、ヒノキやスギなどのやわらかい材質は傷が付きやすいので注意しましょう。

メンテナンス・お手入れが大変

自然素材の無垢材は傷や汚れが付きやすいため、きれいな状態を長く保つためにはこまめなお手入れや定期的なメンテナンスが必要です。
自分でできる簡単な補修方法などを知っておくと役立つでしょう。

費用はかかってしまいますが、住宅会社の中にはメンテナンスサービスを提供しているところもあるので、自身で行うお手入れで傷を付けてしまわないか心配という方は、利用するのも一つの手です。

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デメリットの解決法

欠点の解決方法とは
上述のようなデメリットを気にして、魅力がたくさんある無垢材を取り入れられないのはもったいないことです。
ここでは、無垢材のデメリットを解決する方法について解説します。

事前に予算を決めて無垢材の樹種を選ぶ

無垢材はその希少性や施工の手間などから、複合フローリングと比較して価格が高くなる場合がほとんどです。
ただし、樹種や加工方法、節の多さなどによっても価格に差が出るので、数種類で比較してみることをおすすめします。
まずは事前に予算を決めたうえで、予算に収まる樹種や加工方法のものを選ぶようにしましょう。

塗装を施して使用する

無垢材はシミや傷が付きやすい点もデメリットの一つですが、無塗装の場合、さらに汚れが落ちにくかったり汚れを落とすのにコストがかかったりするため、事前に塗装を施しておくと良いでしょう。

塗装することで日常のお手入れがしやすく、きれいな状態を長く保てます。
蜜蝋などを使用した自然由来の塗装や、汚れや傷が付きにくい塗装などもあるので必要に応じた塗装方法を選びましょう。

経年変化を味として楽しむ

無垢材は時間が経つにつれて変色や変形のリスクがありますが、それを自然素材の良さと捉え、味として楽しむことがポイントです。
経年変化はリスクだけでなく、住んだ年数分、家と家族が一緒に育っていく過程の表れでもあります。

また、子どもやペットがつけた傷、コーヒーのシミなども思い出の一部となります。
たくさんの思い出が詰まった、家族との生活の歴史が感じられる唯一無二の住宅となるでしょう。

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無垢材を使った希望の家を建てたいなら【キノエデザイン】に相談しよう

こだわりの注文住宅を建てたいという方に無垢材は人気です。
高い調湿性や自然素材ならではの風合い、やわらかな肌触りなどたくさんの魅力があります。
ただし、無垢材ならではのデメリットもあるので、選ぶ際には特徴をしっかりと理解しておきましょう。

キノエデザインが大切にするのは、家族の健康と住まいの快適さです。
「深呼吸する家」をコンセプトとしており、有害物質を含まない無垢材はまさに我々のコンセプトに寄り添った素材といえるでしょう。
無垢材を使って希望の家を建てたいとお考えの方は、まずはキノエデザインにお気軽にご相談ください。

 

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