コラム

Column

HOME > コラム > 土間収納のある玄関|施工事例やメリット・デメリットを紹介

土間収納のある玄関|施工事例やメリット・デメリットを紹介

土間収納のある玄関|施工事例やメリット・デメリットを紹介

土間収納とは、玄関から土足のまま出入りできる収納空間の一つです。タイプによって広さや収納量が異なるものの、うまく活用することで散らかりやすい玄関がすっきり片付きます。

本記事では、土間収納のメリット・デメリットに触れつつ、設計段階で失敗しないコツを解説します。実際に土間収納がある家の施工事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

<このような方におすすめ>

●土間収納ってどんなもの?土間収納の特徴やタイプを知りたい方

●土間収納のメリット・デメリットは?魅力と注意点をを理解したい方

●土間収納がある家の間取りは?設計時のポイントや施工事例を知りたい方

<この記事のまとめ>

●土間収納は玄関から続く土間に設けられた空間で、土足のまま出入りできる便利な収納スペース

●土間収納にはアウトドア用品や雨具、外遊び用のおもちゃなどを収納でき、玄関がすっきり片付く

●土間収納で失敗しないためには、収納するモノの選定や土地・間取りを考慮して設計するのが重要

土間収納とは?

土間収納とは、玄関から続く「土間」に設置する収納スペースのことです。昔の日本家屋でよく見られた「土間」と収納スペースがつながっており、土足のまま行き来できる点が特徴です。

「玄関クローク」や「シューズクローク」とも呼ばれ、靴のほかにアウトドア用品や子どもの外遊び用のおもちゃ、雨具なども収納できます。散らかりやすい玄関も、土間収納を活用することで、すっきりと片付いた状態を保ちやすくなるでしょう。

土間収納の主なタイプは以下の4つです。

  • オープン型
  • クローゼット型
  • ウォークイン型
  • ウォークスルー型

オープン型やクローゼット型は扉の有無が異なりますが、どちらも収納機能に特化したタイプです。

一方、ウォークイン型やウォークスルー型は収納空間を独立させた構造で、広さによっては自転車やロードバイクの保管も可能です。スペースや活用の幅が広くなる点が魅力といえるでしょう。

収納上手な間取りを知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

収納上手な間取りとは?快適に暮らせる収納のつくり方を実例とともに解説について詳しくはこちら

土間収納のメリット

本章では、土間収納の具体的なメリットを紹介します。

玄関周りがすっきりとしやすい

土間収納のメリットは、大きな収納空間によって玄関周りがすっきりとしやすい点です。

玄関は毎日家族が出入りする場所のため、整理整頓を心がけていても、モノがあふれて散らかりやすいです。しかし、土間収納を活用することですっきりと片付けられるでしょう。

出しっぱなしになりやすい靴や掃除用具、子どものおもちゃなどを土間収納にしまう習慣をつければ、玄関に必要以上のモノを置かなくても済みます。

外出・帰宅時の動線がスムーズ

土間収納は土足のまま出入りできるので、外出・帰宅時の動線がスムーズです。たとえば、土間収納に外出時に使うアイテムを収納しておけば、玄関と部屋を行き来することなく、外出前の身支度を整えられます。

また、コートや雨具をかけるハンガーラックを設置することで、帰宅時の収納もスムーズに行えます。

汚れを気にせず収納できる

土間収納は土足のまま出入りできるため、汚れたアイテムの収納に悩む心配もありません。外で使った靴や傘、濡れてしまった雨具など、泥汚れや雨水を気にせず屋内に持ち込めます。

また、玄関先で使う掃除用具やガーデニング用品、外遊び用のおもちゃやDIY用品など、室内に持ち込むのをためらうモノを収納する際にも重宝するでしょう。

さらに、土間収納は土足を前提とした間取りのため、掃除がしやすい点も魅力です。ほうきやブラシでさっと汚れを落とすだけで、清潔な空間を維持できます。

アウトドア用品を室内で安全に保管できる

土間収納を活用すれば、アウトドア用品を室内で安全に保管できます。土間収納では、以下のようなアウトドア用品を収納できるでしょう。

  • キャンプ用品
  • スーツケース
  • ゴルフバッグ
  • ベビーカー

また、広さを確保した土間収納なら、自転車やロードバイクなども保管でき、盗難リスクを最小限に抑えられます。汚れやサビを防ぎやすい点も魅力です。

土間収納のデメリット

メリットが多い土間収納ですが、一部デメリットも存在します。本章では、土間収納のデメリットについて見ていきましょう。

玄関・居室が狭くなる可能性がある

土間収納の大きさ・タイプによっては、玄関や居室が狭くなる可能性がある点に注意が必要です。たとえば、無理に広い土間収納を設けると、隣接する玄関や居室スペースが圧迫されてしまいます。

土間収納は、狭小住宅では設置が難しいケースも少なくありません。窮屈さを感じたり動線の悪化を招いたりする場合があるため、土間収納の必要性については慎重な判断が必要です。

土間収納を設置する場合は、事前に収納したいモノを決め、居住空間と土間収納のバランスを考慮しながら間取り計画を立てることが大切です。

物置化する恐れがある

土間収納はさまざまなアイテムを入れられる便利な空間ですが、なんでも収納しようとすると物置化する恐れがあります。詰め込んでばかりいると、使いたいモノを取り出すのが難しくなる可能性もあるでしょう。

物置化を防ぐためには、定期的に整理整頓や掃除を行うことが大切です。

湿気によるニオイ・カビが発生しやすい

土間収納には、湿気によるニオイやカビが発生しやすいというデメリットもあります。特に、濡れたままの雨具やガーデニング用品などを収納すると、湿気がこもりやすく、ニオイやカビの原因になります。また、コートを収納する場合は害虫対策も欠かせません。

出入口が2つ以上あるウォークスルー型を除いて、土間収納は空気の流れが滞りやすいため、定期的に換気や湿気対策を行うことが重要です。

冬に結露が発生しにくい床材を採用するといった工夫も有効です。

土間収納がある家の施工事例3選

ここでは、キノエデザインが手掛けた「土間収納がある家」の施工事例を3つ紹介します。

ダイナミックで個性的な土間収納がある家

玄関に入った瞬間に広い土間収納と清潔感のある空間に驚く住宅の施工事例です。ゲストに「広い!」と感じてもらえるよう、あえて玄関を大きく取り、窮屈な印象を排除しました。

多くの友人を招いても玄関で和やかに談笑できる広さを確保し、靴の脱ぎ履きもしやすい設計に仕上げています。趣味で使うモノをディスプレイする空間としても活用でき、オーナー様ならではのデザインを楽しめる点も魅力の一つです。

ダイナミックで個性的な土間収納がある家の施工事例を見る

▼4-2

光と収納を兼ね備えた開放的な玄関の家

広めに設けた土間収納に、靴や子どもの遊び道具、アウトドア用品がすっきり収まる住宅の施工事例です。外出・帰宅後にそのまま片付けられ、暮らしの整えやすさを実感できる設計に仕上げました。

土間収納には棚やハンガーも設置しているため、雨具やコートの保管にも役立ちます。

光と収納を兼ね備えた開放的な玄関の家の施工事例を見る

土間収納で帰宅後の動線がスムーズな家

土間収納による収納力だけでなく、帰宅後のスムーズな動線にもこだわった住宅の施工事例です。靴を脱がずに必要なモノを取れる利便性に加え、帰宅後の片付け動線も確保できています。

棚を設置しているため、アウトドア用品やベビーカー、ペットのグッズなど、屋外で使うアイテムを収納するのに最適です。靴や傘などの雨具も収納でき、常にすっきりとした状態を保てます。

土間収納で帰宅後の動線がスムーズな家の施工事例を見る

土間収納の設計で失敗しないコツ

土間収納の設計で失敗しないためには、特に以下のポイントを意識しましょう。

  • 土間収納を設置する目的を明確にする
  • 収納したいアイテムを決める
  • 収納物を考慮した上で必要な広さを考える
  • 家庭や間取りに合ったタイプや設備を検討する

はじめに、土間収納を設置する目的を明確にすることが大切です。目的が明確でないと、設置しても物置化してしまう可能性が高くなります。

また、収納したいアイテムを事前に決めた上で、必要な広さを考えるのもポイントです。たとえば、キャンプ用品や自転車などを保管したい場合は、ある程度の広さが必要になるでしょう。必要な広さと土地・間取りを考慮しながら、設計計画を立てることが重要です。

土間収納のある家で快適な暮らしを実現しよう

土間収納があれば、雨具や汚れが気になる用具なども、気にせずきれいに収納できます。外出・帰宅時の動線もスムーズになり、生活の質向上を実感できるでしょう。

一方、土間収納によるデメリットも存在するため、設計時には慎重な判断が欠かせません。自身で情報を集めるのはもちろん、施工実績が豊富なプロに相談するのが大切です。

キノエデザインは、高気密・高断熱・透湿性に長けた家の施工が得意な住宅会社です。土間収納で心配となる湿度や結露に悩まない設計を提案します。

土間収納のある家を検討している方は、ぜひキノエデザインにご相談ください。

土間収納に関するよくある質問

Q. 土間収納には何を収納できますか?

土間収納には、靴、傘、レインコート、ベビーカー、三輪車、外遊び道具、キャンプ用品、ゴルフバッグ、防災用品、掃除道具などを収納できます。外で使う物や汚れが気になる物を玄関近くに置けるため、室内に汚れを持ち込みにくくなる点もメリットです。

Q. 土間収納の広さはどれくらい必要ですか?

靴や傘を中心に収納するだけなら1畳前後でも使いやすいですが、ベビーカーやアウトドア用品まで収納したい場合は1.5〜2畳程度あると安心です。家族の人数や収納したい物の量によって必要な広さは変わるため、間取りを考える際は「何を置くか」を先に整理しておくことが大切です。

Q. 土間収納は扉ありと扉なしのどちらがよいですか?

玄関から収納内を見せたくない場合は、扉ありの土間収納がおすすめです。一方で、出入りのしやすさや通気性を重視する場合は、扉なしやロールスクリーンを採用する方法もあります。見た目を重視するか、使いやすさを重視するかによって、最適な形は変わります。

Q. 土間収納に換気は必要ですか?

土間収納には換気を計画しておくのがおすすめです。靴や雨具、アウトドア用品などを収納するため、湿気やにおいがこもりやすい場合があります。窓や換気扇、通気できる扉などを取り入れることで、清潔で快適に使いやすい収納スペースになります。

Q. 土間収納をつくるならどこに配置するのがよいですか?

土間収納は、玄関から近く、外で使う物を出し入れしやすい場所に配置するのが基本です。さらに、家族用玄関や洗面室、パントリーなどとつなげると、帰宅後の片付けや手洗い、買い物後の収納がスムーズになります。暮らし方に合わせた動線計画が重要です。

▼関連する記事

家事動線の良い間取りの注文住宅|便利ポイントとおすすめアイデアを紹介

家事動線の良い間取りづくりにランドリールームは必要?後悔しないためのポイントを解説

【注文住宅】失敗しないためのランドリールームの収納アイデアや実例を紹介

【施工事例付き】回遊動線のある間取りとは?メリット・デメリットや後悔しないコツを紹介

家づくりスタートBOXプレゼント資料請求キャンペーン