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ランドリールームの実例7選!失敗しないポイントや広さの目安も紹介

ランドリールームは、効率良く洗濯できるスペースとして人気がありますが、実際にどのような間取りにするか悩まれている方も多いでしょう。広さや動線をあらかじめ検討しておかないと、費用がかさんだり使い勝手が悪かったりする可能性も否定できません。

本記事では、ランドリールームの建築実例を7つ紹介します。ランドリールームのメリット・デメリットや失敗しないポイントなども解説しますので、ぜひ参考にしてください。

<このような方におすすめ>

●ランドリールームの間取りはどう決めればよい?建築実例を複数見てイメージを固めたい方

●ランドリールームの広さはどれくらい必要?洗濯の作業に合わせた広さを知りたい方

●ランドリールームを設けて後悔しない?失敗しないためのポイントを知りたい方

<この記事のまとめ>

●ランドリールームの広さは、2~3帖あると収納や作業スペースを設けられ4帖以上あるとアイロンもかけられる

●家事効率が上がり生活感を抑えられる一方で、建築コストが上がりやすかったり湿気対策をしないと生乾きになったりする

●失敗しないためには、洗濯動線を意識するほか家族構成に合わせた広さを考慮することが大切

INDEX

ランドリールームとは

ランドリールームとは、洗濯物を洗ってから干し、畳んでしまうまでの一連の流れをまとめて行えるスペースのことです。単なる洗濯機置き場ではなく、家事効率を高められるスペースとして、近年取り入れる家庭が増えています。

独立したスペースとして設けずに、洗面室や脱衣室と併用するケースも少なくありません。また、洗う・干す・畳むまでの作業をランドリールームで行い、隣にファミリークローゼットを設ければ動線を短くできます。

ランドリールームの広さの目安

ランドリールームは、どこまで洗濯に関連する家事をまとめて行いたいかによって、広さの目安が変わります。

1帖の場合、脱衣室に洗濯機と収納棚を設置できますが、干すなどの作業はやや難しいでしょう。2〜3帖あれば、収納だけでなく、室内干しと作業スペースを用意できるため、洗濯の一連の作業を完結できます。

アイロンがけなどをすべて完結させたいのであれば、4帖以上を目安に考えるとよいでしょう。

ランドリールームの設置費用

ランドリールームの設置費用は、広さや設備によって異なります。ランドリールームを独立したスペースとして用意するとなると、1帖あたり、50万〜80万円程度が目安です。

この費用にプラスして、物干しバーや換気扇、収納棚などの設備によって20万〜50万円かかります。

合わせて除湿乾燥機や造作棚、作業台などを取り入れるとさらに費用は増えるでしょう。ランドリールームの費用を抑えたい場合は、洗面脱衣室などと兼用することで費用は抑えられます。

家事効率が上がるランドリールームの建築実例7選

ランドリールームを設けて家事動線を短くしたいのであれば、複数の建築実例を参考にするとイメージが湧きやすいでしょう。ここでは、ランドリールームの建築実例を7つ紹介します。

バルコニーへの行き来がしやすいランドリールーム

バルコニーへ出られる扉をつけたランドリールームの実例です。天気が悪い日は、部屋干しで、天気が良い日は直接バルコニーで天日干しができる動線を設けました。

可動棚や収納も設置しており、そのまま洗濯物をしまえるので時短です。

洗濯の工程をワンストップでできるランドリールーム

日々の家事をスムーズに終わらせたいとのご要望から設置したランドリースペースでは、ワンストップで洗濯ができる間取りにしました。

脱衣所とランドリースペースの近くには、物干し用のバーを設置し、そばには大型のファミリークローゼットも採用しています。

家族の部屋へ個々に服をしまいに行く必要がなくなり、家事負担の軽減につながっています。

広々とした造作棚を設けたランドリールーム

広々としたスペースに、大きな造作棚を設置したランドリールームです。大容量の洗濯物も一気に干せるよう、物干しのスペースを広くとりました。

収納ケースに合わせて造作棚を設置したため、洗濯物を畳むのにも便利です。畳んだ洗濯物はそのまま収納できるため、動くことなく家事ができます。

玄関と続きで配置されたランドリールーム

玄関と続きで配置されたランドリールームは、洗濯物を洗う前の動線も考慮できます。

たとえばお子さまが汚れて外から帰ってきたときでも、リビングを通らずにそのままランドリールームで脱いで洗濯機へ入れられます。

作業台もついているので、干した後も畳んでしまう作業が完結できる点が魅力です。

大容量のファミリークローゼットに行き来しやすいランドリールーム

隣接するファミリークローゼットへ、スムーズに行き来ができるランドリールームの実例です。クローゼットはウォークスルータイプで洗濯が終わった衣類をそのまま収納できます。

ランドリールームはキッチンや洗面所・浴室などとも隣接しており、家事動線を考慮したつくりになっています。

 

ホワイトで統一した清潔感のあるランドリールーム

ホワイトを基調としたランドリールームは、モダンで清潔感がある印象を与えます。

上部窓を設置しているため、洗濯物を干したり畳んだりしているときでも、明るい光が差し込む点も魅力です。

白で統一した明るい空間は、毎日の洗濯を気持ちよく行えるでしょう。

作業台でアイロンがけもできるランドリールーム

最後に紹介する実例は、アイロンがけまで一カ所で完結できるランドリールームです。洗濯機や物干しバーの近くに広めの作業台を設け、干して畳んだり、アイロンがけができたりするよう工夫されています。

移動することなく、洗濯の作業ができるため、家事効率のアップにもつながるでしょう。

ランドリールームのメリット

ランドリールームを設置するメリットとして、以下が挙げられます。

 

  • 室内干しができる
  • 家事効率が上がる
  • 生活感を抑えられる

 

ランドリールームがあれば、天候や時間帯に左右されず好きなときに洗濯物を干せます。また花粉の時期でも、洗濯物に花粉がつくのを気にせず干せるのは利点です。

洗濯には多くの作業がありますが、作業が変わるたびに移動することもありません。

洗濯場所が一カ所に集約されていると、来客があったときも、扉を閉めれば生活感を抑えられるのもメリットです。

ランドリールームのデメリット

ランドリールームには大きなメリットがある一方で、デメリットもあります。

 

  • 建築コストが上がりやすい
  • 居室が圧迫されやすい
  • 湿気対策ができず生乾きになる可能性がある

 

ランドリールームを専用のスペースとして設けると、延べ床面積が増え建築コストが上がりやすくなります。スペースが大きくなればなるほど、居室を圧迫する可能性もあるでしょう。

また、部屋干しをすると湿気がこもりやすい点にも注意が必要です。湿気対策が不十分だとカビや生乾きの原因になります。

ランドリールームで失敗しないためのポイント

ランドリールームを設けて後悔しないためには、あらかじめ意識しておくべきポイントがあります。ここでは、ランドリールームを設置するときのポイントを解説します。

洗濯動線を意識して間取りを決める

ランドリールームの間取りを検討する際は、生活動線を意識しましょう。一連の作業がスムーズに行えると、家事の効率が向上します。

収納スペースがランドリールーム内に設けられない場合は、隣にファミリークローゼットを設ければ、洗ってからしまうまでの一連の流れを近くで完結できます。またキッチンや洗面室などをつないで回遊動線にすると、家事全体の効率が上がるでしょう。そのほか、洗面室とランドリールームを兼用にすれば、入浴時に脱いだ衣類をそのまま洗うことも可能です。

ランドリールームの収納アイデアや家事動線について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

湿気対策を徹底する

前述したとおり、湿気対策をしないままランドリールームで洗濯物を干すと、洗濯物が生乾きになったり、カビが生えやすくなったりします。

開閉式の窓や換気扇などを設けて湿気対策をしましょう。できるだけすぐ乾くよう、サーキュレーターや除湿機などを設置するのも一つの方法です。

また、サーキュレーターや除湿機などの家電を使用するケースを考え、コンセントを確保しておくことも大切です。

家族構成に合わせて広さを決める

ランドリールームの広さは、家族の人数や洗濯物の量で決めましょう。洗濯物に合わせた大きさにしないと、使わないスペースができたり、逆に干しきれなくなったりするためです。

また、ライフスタイルの変化を見据えておくと安心です。子どもが独立して家族構成が変わると、洗濯量が減り、使わなくなる可能性もあります。ワークスペースや趣味の部屋などとして使えるような間取りにすると、長く活用できるでしょう。

ランドリールームを活用して洗濯効率をアップさせよう

ランドリールームは洗濯の一連の作業を一カ所にまとめ、家事負担を軽減できるスペースです。使いやすいランドリールームにするためには、家族に合わせた広さを検討し、動線や湿気対策をすることが大切です。

今回紹介した実例を参考に、ランドリールームを検討してみてはいかがでしょうか。

キノエデザインでは、建築家と直接対話を重ねて、将来のライフスタイルまで見据えた住まいづくりを行っています。高気密・高断熱・透湿性に長けた「深呼吸する家」は、湿気や結露にも悩まされにくく、部屋干しも快適に行えます。ご興味のある方は、ぜひ無料相談会へお越しください。

ランドリールームに関するよくある質問

洗濯機を買い替えることも考えて設計したほうがよいですか?

現在使用している洗濯機だけでなく、将来の買い替えも想定して設計することをおすすめします。本体の寸法に加え、ふたや扉を開けるスペース、給排水ホースの接続位置、お手入れに必要な空間も確認しましょう。玄関から設置場所までの搬入経路を確保し、造作棚などで洗濯機の出し入れを妨げないことも大切です。

衣類乾燥機を導入する場合、設計段階で何を決めておくべきですか?

導入したい乾燥機の種類や設置方法を、早めに決めておきましょう。電気式・ガス式などの方式や機種によって、必要な電源、ガス配管、排湿設備、設置スペースが異なります。洗濯機の上に設置する場合は、専用台の条件に加え、衣類の出し入れやフィルター掃除に無理なく手が届くかも確認すると安心です。

室内物干しの高さや本数は、どのように決めればよいですか?

主に洗濯をする人の身長や、干す衣類の長さに合わせて決めましょう。ハンガーを掛けやすく、長い衣類が床や作業台に触れない高さが基本です。本数は一度に干す洗濯物の量から検討し、複数設置する場合は衣類同士が重ならない間隔も確保します。天井や壁への取り付けには下地が必要になるため、位置や製品を設計段階で相談しておくことが大切です。

ランドリールームに予洗い用のシンクは必要ですか?

泥汚れのある衣類や上履きを洗う機会が多い家庭では、予洗い用のシンクがあると便利です。つけ置き洗いにも使えますが、設置スペースや清掃の手間も増えるため、使用頻度を踏まえて検討しましょう。採用する場合は、洗いたいものが収まる深さや大きさ、かがみすぎずに作業できる高さを確認することが大切です。

ランドリールームの床材は、どのようなものが向いていますか?

水滴や洗剤が付着することを想定し、耐水性とお手入れのしやすさを重視して選びましょう。クッションフロアやフロアタイルなどが候補になりますが、製品ごとの耐水性や継ぎ目の処理も確認することが大切です。濡れたときの滑りにくさや、洗濯機の重さによるへこみへの強さも含めて比較すると選びやすくなります。

夜に洗濯する場合、音や振動への対策は必要ですか?

夜間や早朝に洗濯する家庭では、寝室との位置関係や洗濯機の振動に配慮しましょう。寝室のすぐ隣を避けたり、間に収納や廊下を設けたりする方法が考えられます。また、洗濯機を水平に設置することも重要です。防振用品を使用する場合は、洗濯機メーカーが示す設置条件に適合するものを選びましょう。

ランドリールームの扉は引き戸と開き戸のどちらがよいですか?

洗濯かごを持って出入りすることが多い場合は、開閉時に前後のスペースを取りにくい引き戸が便利です。一方、引き戸は扉を引き込む壁面が必要になり、棚やスイッチの配置が制限される場合があります。開き戸も含めて、洗濯機の扉や収納、干した衣類と干渉しないかを確認して選びましょう。

洗濯前の衣類と、洗濯後の衣類はどのように分けて管理すればよいですか?

洗濯前の衣類を入れるかごと、洗い終わった衣類を扱う場所を分けておくと管理しやすくなります。色柄物や手洗いする衣類など、普段の洗濯方法に合わせてかごを分ける方法もあります。かごの置き場所をあらかじめ決め、使うときに通路や洗濯機の扉をふさがない配置にすると、作業を進めやすくなります。

ランドリールームの掃除を楽にするには、どのような工夫がありますか?

洗濯機の周囲や排水口に手が届き、点検できる配置にすることが大切です。造作棚などで設備を囲いすぎず、ホースの接続部分も確認できるようにしましょう。また、床に直接置く小物を減らし、洗剤や掃除用品の定位置をつくると、ほこりや髪の毛を取り除きやすくなります。

建築家との打ち合わせでは、洗濯について何を伝えるとよいですか?

洗濯する時間帯や回数、乾燥機を使う割合、ハンガー収納と畳む収納のどちらが多いかなど、普段の洗濯方法を具体的に伝えましょう。使用予定の家電の型番や、洗濯かごの寸法を共有することも役立ちます。キノエデザインでは建築家と直接対話しながら設計を進められるため、「かがむ作業を減らしたい」「家族で分担したい」といった希望も伝えると、暮らしに合う計画を検討しやすくなります。