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注文住宅を建てる際の支払いタイミングは?費用の内訳と流れを解説

注文住宅を建てる際の支払いタイミングは?費用の内訳と流れを解説

家づくりを始めるにあたって、費用の内訳や支払いのタイミングが気になっている方もいるでしょう。流れや必要な手続きをあらかじめ理解しておけば、適切なタイミングで慌てることなく対応できます。

本記事では、費用の具体的な支払いタイミング・相場を、土地購入時と建物建築時に分けて解説します。入居後にかかる費用や融資のポイントも紹介しますので、今後の家づくりにお役立てください。

<このような方におすすめ>

●家づくりに必要な費用はいつ支払う?支払いが発生するタイミングを知りたい方

●注文住宅の建築にかかる費用はどれくらい?相場を事前に知り、費用面の不安を解消しておきたい方

●住宅ローンを利用する際の注意点は?安心して資金計画を立てるために知識を蓄えておきたい方

<この記事のまとめ>

●注文住宅の建築で土地も購入する場合は、土地購入時と建物建築時に費用の支払いが発生する

●入居時・入居後にも、引越し代や固定資産税、住宅ローンなどのさまざまな費用がかかる

●つなぎ融資の利用は資金不足の解消に有効だが、住宅ローンに比べて金利が高い傾向にある

INDEX

土地購入時の支払いタイミングと相場

土地購入時の支払いタイミングと相場

土地を購入する場合の一般的な支払いタイミングは、購入契約と引き渡しのときです。それぞれどのような費用が発生するか、相場とともに詳しく見ていきましょう。

購入契約時(手付金・購入諸費用の一部)

まずは、土地の購入契約時に手付金と購入諸費用の一部を支払います。

手付金とは、不動産の売買契約の際に、買主が売主に対して支払う金銭です。契約の成立を担保するほか、契約解除に備える役割もあります。

相場の目安は土地代金の5%〜10%程度ですが、双方の合意で決定します。売買が問題なく成立すると、引き渡し時に土地代金の一部として利用される流れです。買主側の事情で契約を解除する場合、手付金は原則として戻ってこないため注意しましょう。

購入諸費用は、仲介手数料・印紙代・登記に必要な登録免許税・司法書士費用などを指します。また、土地購入のためにローンを組む場合は、ローン手数料も含まれます。ただし、購入契約時は契約書に貼付する印紙代と、仲介手数料の一部のみを支払うのが一般的です。

引き渡し時(残金決済)

引き渡し時に支払うのは、土地代金から手付金を除いた額と、購入諸費用の残金です。ただし、双方の合意がある場合は、契約から引き渡しまでの間に中間金を支払うケースもあります。

建物建築時の支払いタイミングと相場

建物建築時の支払いタイミングと相場

建物を建築する際の支払いタイミングは、工事請負契約時・着工時・上棟時・建物完成時の4回です。発生する費用について、それぞれ相場とともに解説します。

工事請負契約時(手付金)

注文住宅の建築が決定し、設計に関する打ち合わせが終了したタイミングで、住宅会社と工事請負契約を締結します。

工事請負契約とは、発注者が請負者に建物などの工事を依頼し、請負者は工事の完成・引き渡し、発注者は代金の支払いを約束する契約のことです。工事請負契約の締結時に支払うのが手付金で、相場の目安は工事代金の5%~10%程度です。

そのほか、土地購入時と同様に、契約書に貼る印紙代の支払いが必要なケースもあります。

着工時(工事着工金)

着工時に支払うのが、工事着工金です。支払いの詳細なタイミングは「工事の開始日まで」と「基礎工事の完了時」の二通りがあるため、事前に工事請負契約書を確認しましょう。

また、着工時に地鎮祭を行う場合は、施主が費用を負担します。相場は10万円前後ですが、地域の慣習などによって違いがあるため、住宅会社に確認しましょう。

上棟時(中間金・上棟金)

注文住宅を建てる際は、上棟(棟上げ)のタイミングで、建物が無事に完成することを願う「上棟式」と呼ばれる式典を行うのが一般的です。上棟のタイミングでは、中間金(上棟金)として工事代金の30%~40%程度を支払います。

ただし、中間金は一度にまとめてではなく、工事の進捗に応じて複数回に分けて支払うケースが多く見られます。

上棟式を行わない場合も、建物の骨組みが完成した段階で支払いが発生する可能性がある点を理解しておきましょう。

建物完成時(引渡金・竣工金)

建物が完成したら、引き渡しの際に引渡金(竣工金)を支払います。引き渡しとは、すべての工事が完了し、施主に住宅の所有権が移ることです。

引渡金として支払うのは、残金である工事費の約30%~35%を目安とした額です。そのほか、登記費用・消費税・火災保険料といった費用の支払いも発生します。一般的には、引き渡しのタイミングで住宅ローンの支払いが始まることも理解しておきましょう。

注文住宅の入居後にかかる費用も

注文住宅の入居後にかかる費用も

注文住宅に関する支払いは土地購入時や建物建築時だけでなく、入居時や入居後にも発生します。具体的な費用の例は、以下のとおりです。

  • 引越し代
  • 固定資産税
  • 住宅ローンの返済費用

引越し代は移動距離や荷物の量のほか、引越しを依頼する時期や会社によっても異なります。複数の会社に見積もりを依頼し、慎重に比較検討することが大切です。

固定資産税は、毎年1月1日付で土地・建物を所有する人に課税される税金です。固定資産税は毎年発生し、税率は自治体ごとに異なるため確認しましょう。

なお、住宅ローンを利用する場合は、借入額の返済が毎月必要です。一般的には、建物の引き渡しを受けた翌月または翌々月から返済が始まります。

【住宅ローン】知っておきたい融資のポイント

土地代金や建築費の支払いに、住宅ローンを利用したいと考えている方もいるでしょう。知っておきたい融資のポイントを2つ紹介しますので、今後の家づくりにお役立てください。

融資のタイミングに注意

住宅ローンを利用する際は、融資のタイミングに注意が必要です。融資を受けられる時期や具体的な費用は金融機関ごとに異なりますが、基本的には建物の引き渡し時です。そのため、着工前~着工中に発生する費用は手元の自己資金でまかなわなければいけません。

自己資金による支払いが難しい場合は、金融機関にあらかじめ相談して「つなぎ融資」の利用を検討する必要があります。

つなぎ融資利用時のポイント

つなぎ融資とは、自己資金の準備が難しい場合に、建物完成前に支払う着工金・中間金などを一時的にまかなうためのローンです。一般的には、土地の引き渡しから建物の引き渡しまでの間は利息のみを支払い、元金は住宅ローンの融資を受けるときに清算します。

つなぎ融資の利用は資金不足の解消に有効ですが、金利が住宅ローンより高めに設定されることも少なくありません。また、土地の購入だけを目的としたつなぎ融資の利用はできない点にも注意が必要です。

つなぎ融資は、すべての金融機関が扱っているわけではないため、早めに相談することが大切です。メリット・デメリットの両方があることを理解したうえで、住宅ローンの融資を受ける金融機関に対応の可否を確認しましょう。

注文住宅の支払いタイミングを知って理想の家づくりを実現させよう

注文住宅の建築で土地を購入する場合は、土地購入時と建物建築時に費用の支払いが発生します。それぞれ段階ごとに支払う費用が異なるため、流れや相場を理解したうえで家づくりに着手しましょう。

キノエデザインでは、確かな性能と美しいデザインを兼ね備えた「深呼吸の家」を手掛けています。耐震性・耐久性・断熱性・気密性・透湿性に長けた住まいで、業界トップクラスの性能を誇ります。

オンラインでもご参加いただける相談会を開催していますので、注文住宅の建築を検討中の方はぜひお申込みください。お客さまの理想の暮らしから考える、資金計画の相談も承っています。

注文住宅の支払いタイミングに関するよくある質問

注文住宅の代金は一括で支払うのですか?

一般的には、建物代金を一度に全額支払うのではなく、工事の進捗に合わせて分割して支払うケースがあります。たとえば、契約時・着工時・上棟時・引き渡し時などに分けて支払います。ただし、具体的な支払い条件は住宅会社ごとに異なります。

住宅ローンはいつから利用できますか?

住宅ローンは、一般的に住宅が完成し、金融機関による手続きを経て融資が実行されます。そのため、契約金や着工金、中間金など、住宅ローンの融資実行前に支払いが必要になる場合があります。利用する住宅ローンによって融資のタイミングは異なるため、住宅会社と金融機関の双方に確認しましょう。

住宅ローン実行前の支払いはどうすればよいですか?

自己資金で支払うほか、「つなぎ融資」などを利用する方法があります。つなぎ融資は、住宅ローンが実行されるまでの間に必要となる土地代や着工金、中間金などを一時的に借りる仕組みです。ただし、利用条件や金利、手数料は金融機関によって異なります。

土地を購入する場合、土地代はいつ支払いますか?

土地から購入する場合は、土地の売買契約時に手付金を支払い、土地の引き渡し時に残代金を支払うケースが一般的です。建物より先に土地代の支払いが発生するため、土地購入と建築費を合わせた資金計画を立てることが重要です。

注文住宅の最終的な支払いはいつですか?

建物が完成し、施主検査や必要な手続きを経て引き渡しを受けるタイミングで、残代金を支払うケースが一般的です。住宅ローンを利用する場合は、このタイミングに合わせて融資が実行されることもあります。

建物代金以外に、どのタイミングで費用がかかりますか?

注文住宅では、土地代や建物代だけでなく、登記費用、住宅ローン関連費用、火災保険料、各種税金、引っ越し費用なども発生します。費用によって支払う時期が異なるため、家づくり全体のスケジュールとあわせて整理しておくと安心です。

注文住宅の支払いスケジュールは住宅会社によって違いますか?

はい。支払いの回数やタイミング、各回の支払い割合などは住宅会社や契約内容によって異なります。注文住宅を検討するときは、見積金額だけでなく、契約から引き渡しまでの支払いスケジュールについても確認しておくことが大切です。