玄関手洗い場は要らない?後悔しないためのポイントやおしゃれな施工事例を紹介|家づくりコラム|三木市・加東市・小野市・加古川市の新築注文住宅はキノエデザイン

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2025.04.28 コラム

玄関手洗い場は要らない?後悔しないためのポイントやおしゃれな施工事例を紹介

家づくりをするとき、玄関に手洗い場を設置することがあります。感染症予防の観点から注目され、玄関に手洗い場を設置するケースも増えてきましたが、実際に設置すべきかどうか迷っている方も多いでしょう。

この記事では、玄関手洗い場のメリット・デメリットや、後悔しないための設置ポイント、おしゃれな施工事例を紹介します。こだわりのマイホームを実現したい方に、参考にしていただきたい内容です。

おしゃれな玄関手洗い場の施工事例

玄関に手洗い場を設置する際は、デザイン性と機能性のバランスが大切です。ここでは実際の施工事例から、おしゃれで使いやすい玄関手洗い場のアイデアを紹介します。事例を参考にしてイメージを膨らませてみてください。

​​​​趣味や愛猫との暮らしを楽しめる家

シンプルでありながら実用的な玄関手洗い場が特徴の施工事例です。出かける時の身支度や帰宅後の手洗いがスムーズにできるよう、玄関のすぐ横に設置されています。タイル調や木目調を使用した清潔感のあるデザインで、家全体の雰囲気にもマッチしています。シンプルな水栓と洗面ボウルで省スペースながらも使い勝手は抜群です。

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家族が集まる採光設計と一直線家事動線のある平屋

広々とした玄関ホールに設けられた手洗い場は、収納力抜群のシューズクロークと横並びになっています。靴や洋服も玄関でまとめて片付けることができ、帰宅後すぐに手を洗える便利な動線が確保されています。白を基調とした清潔感のあるデザインに手洗い場は黒で引き締まった印象を与え、玄関全体のバランスを保っている機能性とデザイン性を両立させた事例です。

 

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室内から海が一望できる絶好のロケーションの日常にリゾート感を取り入れた2階建て

広々とした明るい玄関スペースに、オープンなシューズクロークと小さな手洗いスペースを設置したデザイン性と機能性を兼ね備えた住まいです。壁面のデザインスタイルと大理石調のポイントが高級感を演出しています。日常的に便利でありながら、デザインにもこだわりが感じられる玄関手洗い場の事例です。

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玄関に手洗い場を設置するメリット

玄関に手洗い場を設置すると、あらゆるメリットを享受できます。以下では、日常生活が便利になるだけでなく、健康面でもメリットがある理由について解説します。

感染症予防ができる

玄関に手洗い場があれば、外出先で手に付いた細菌やウイルスを、帰宅後すぐに洗い流せるのがメリットです。電車のつり革やドアノブなど、多くの人が触れるものに触れた後、すぐに手を洗うことで家の中に菌を持ち込まずに済みます。特に小さな子どもは手洗いが不十分になりがちなので、玄関の手洗い場は感染症予防の第一関門として役立ちます。

来客用の手洗い場になる

玄関の手洗い場は客人を洗面所まで案内する必要がなくなるため、来客時にも便利です。洗面所には歯ブラシなど生活感が出るものが置いてありますが、玄関の手洗い場であれば見られる心配もなく、家族が洗面所を使用中でも気兼ねなく使用できます。余計な物を置かずシンプルなので、清潔感のある状態を保ちやすいのも魅力です。

玄関で身支度できる

手洗い場と鏡があれば、外出前に髪や服装を整える最終チェックを玄関で行えます。特に、朝の忙しい時間は家族が同時に洗面所を使う傾向にありますが、玄関に手洗い場があれば混雑を避けられるでしょう。家族が入浴中や歯磨き中でも、別の場所で手洗いや身だしなみチェックができるのは便利です。

子どもの手洗い・うがいを習慣づけやすくなる

小さい子どもに、「帰ったら手洗い・うがいをする」という習慣を身に付けさせるのは大切です。玄関に手洗い場があれば必ず通る動線上にあるため、自然と習慣化しやすくなります。室内に入る一連の流れとして覚えやすく、親も見守りやすい環境になります。玄関の手洗い場は、子どもの衛生習慣を育てる強い味方といえるでしょう。

庭や玄関周りの掃除に使用できる

玄関に手洗い場があると、庭の植木への水やりや玄関アプローチの掃除が便利です。キッチンやお風呂場からわざわざ水を持ってくる必要がなく、ガーデニング後の手の汚れもすぐに洗えるため、家の中を汚しません。靴が汚れた時も玄関で簡単に洗えて、日常のちょっとした作業の手間を省いてくれます。

玄関に手洗い場を設置するデメリット

上述のようにメリットが多い玄関手洗い場ですが、デメリットがないわけではありません。設置を検討する前に、マイナス面もしっかり理解しておきましょう。

水撥ねが気になる

水撥ねによって床や壁が濡れると見た目が悪くなるだけでなく、カビや水垢の原因になります。特に玄関は家の顔ともいえる場所で、来客時に最初に目に入るため常に清潔にしておく必要があり、こまめな掃除が欠かせません。水撥ねを防ぐには洗面ボウルの形や大きさの工夫、壁や床の防水加工といった対策が必要です。

設置費用がかかる

洗面ボウルや水栓などの設備費用に加え、給排水管の工事費用も必要になります。特に既存の給排水管から離れた場所への設置は、費用が高くなる傾向にあります。新築であれば設計段階から組み込めますが、リフォームではより費用がかさんでしまうため、使用頻度や設置の必要性、費用のバランスを考えて判断しましょう。

スペースをとる

手洗い場の設置により玄関スペースが減るため、靴置き場や通路が狭くなる可能性があります。特に家族が多い家庭や来客が多い場合は、靴やアウトドア用品などの収納スペースが確保できるか考慮しなければなりません。設置を検討する際は、実際の使用シーンをイメージしてスペースに余裕があるか確認しましょう。

玄関手洗い場の設置場所アイディア

玄関の中で手洗い場はどこに設置するのがベストなのでしょうか。以下の設置場所を参考に、家の間取りや生活スタイルに合わせた設置場所を考えてみましょう。

玄関ホール

玄関から入って靴を脱いですぐのホール空間に手洗い場を設けると、帰宅後すぐに手を洗えます。室内の一部なので、寒い季節も快適に使うことが可能です。洗面所のように身だしなみのチェックや簡単な洗顔にも活用でき、広い玄関ホールには特に向いているでしょう。

シューズクローク

玄関近くのウォークインタイプの収納スペースに手洗い場を設ければ、収納と手洗いが一箇所にまとまります。来客から見えにくい場所なので生活感が出ても気にならず、ある程度のスペースがあれば大きめの洗面台も設置可能です。コート掛けなども近くにあれば、外出準備や帰宅後の手洗いがスムーズにでき、家族専用の手洗い場として設置するのに最適です。

玄関の土間

靴を履いたまま歩ける土間部分に手洗い場を設けると、帰宅時すぐに手を洗えます。靴を履いたまま洗えるので、子どもの手が汚れている場合にも便利です。土間なので足元に水撥ねしても掃除しやすく、ガーデニングや外作業後も家に入る前に手を洗えます。ただし、寒い季節は土間が冷えるため、断熱性や寒さ対策も考慮しましょう。

玄関に手洗い場を設置する際の注意点

玄関に手洗い場を設置するのであれば、後悔しないために知っておきたいポイントがあります。見た目の美しさだけでなく、実用性や使い勝手も考慮することが大切です。ここでは、設置する際に注意すべき点を詳しく解説します。

玄関周りのデザインを統一する

まずは、手洗い場を玄関全体のデザインと調和させることが大切です。和風玄関なら和テイストの手洗い場、洋風なら洋風の雰囲気に合った手洗い場を選びましょう。洗面ボウルの素材や形、水栓の種類、壁の色など細部までコーディネートすると、おしゃれで統一感のある玄関になります。手洗い場をインテリアの一部として考えるのがポイントです。

メンテナンス性を考慮して素材を選ぶ

手洗い場の設置の際は、掃除のしやすさを考えましょう。陶器製洗面ボウルは表面が滑らかでお手入れしやすく、人造大理石は傷がつきやすいものの補修が容易です。壁には水撥ねに強いタイルや防水パネルを使うと、水染みや汚れを防げます。見た目の美しさだけでなく、長く使うことを考えて素材選びをすることが大切です。

動線を確保して設置する

手洗い場の設置により玄関スペースが減るため、通路が狭くなったり靴の脱ぎ履きがしづらくなったりしないように動線を確保しましょう。設置前に手洗い動作をイメージし、家族の人数や来客頻度も考慮して必要なスペースを確保するのがポイントです。手洗い場のサイズも重要で、使い勝手とスペースのバランスを考え、カタログだけでなく実物を見て確認しましょう。

玄関手洗いはデザイン性と機能性のバランスを大切に

玄関手洗い場には、感染症予防や子どもの習慣づけなど多くのメリットがありますが、水撥ね対策や費用面などデメリットも考慮し、家族の生活に合った設計が大切です。キノエデザインでは、お客さまの要望に沿った使いやすくおしゃれな玄関手洗い場をご提案しています。理想の住まいづくりのため、ぜひモデルハウスを体験してください。

 

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