家でグランピングを楽しむ方法とは?役立つアイテムや空間づくりのポイントを紹介|家づくりコラム|三木市・加東市・小野市・加古川市の新築注文住宅はキノエデザイン

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2025.09.25 コラム

家でグランピングを楽しむ方法とは?役立つアイテムや空間づくりのポイントを紹介

アウトドアが趣味の家族であれば、家でグランピングやキャンプを楽しむ方法を考えることもあるでしょう。グランピングは通常のキャンプよりも宿泊コストが高く、遠出が必要なため自宅でできたら嬉しいものです。

この記事では、グランピングを家で楽しむメリットや家で行うために必要なアイテム、ポイントなどを解説します。グランピングなどのアウトドアを楽しめる家づくりを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

グランピングとは

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グランピングは、グラマラスとキャンピングを掛け合わせた造語で「魅力的なキャンプ」という意味です。ホテルのようなサービスを受けながらアウトドアを楽しめる、良いところ取りの自然体験といえるでしょう。グランピングはテントの設置や食器・食材などの準備が不要なため、キャンプ初心者でも気軽に楽しめる点が魅力です。

キャンプとの違い

グランピングとキャンプの違いは、宿泊や食事をするための準備が必要かどうかです。キャンプは、テントの設営や道具の準備、食材の調達、調理を自分で行う必要があります。

一方、グランピングは必要な道具や食材があらかじめ備わっているため、キャンプ初心者でも安心して楽しめます。本格的なアウトドアをしたい場合はキャンプ、自然も楽しみたいけれどホテルのような環境で宿泊したい場合はグランピングがおすすめです。

家でグランピングをするメリット

グランピングを気軽に楽しむ方法として、家にグランピング施設をつくる選択肢があります。以下で、自宅にグランピング施設をつくる代表的な3つのメリットを見ていきましょう。

移動の手間が省ける

グランピング施設は、郊外などの自然豊かな場所に建設されていることがほとんどです。自宅が都市部の場合はグランピング施設まで長距離を移動しなければならず、多くの時間を要します。家にグランピング施設があれば、移動の手間が省けて、時間的・費用的負担を抑えられます。

気軽に非日常的なアウトドア空間を体験できる

自宅にグランピングができる場所を設置することで、家にいながら非日常的な空間を楽しめる点もメリットです。一般的なグランピングやキャンプは天候に左右されやすく、雨で中止にせざるを得ないこともあるでしょう。一方、家でのグランピングであれば、雨の日でも短時間で終わらせるなどの臨機応変な対応がしやすく、気が向いたときにいつでもアウトドア体験が可能です。

子どもやペットと一緒に楽しめる

小さい子どもやペットとグランピングに参加したい場合、迷子やケガなどの危険、長距離移動による体調の悪化が気になることもあるでしょう。そもそもグランピング施設はペット同伴が禁止されているケースもあるため、事前に確認が必要です。家でグランピングを楽しめれば、子どもやペットがいても気兼ねなく一緒に過ごせます。

家でグランピングをするときに活用したいアイテム

家でグランピングをする際に活用したい代表的なアイテムは、以下の6つです。

  • テント
  • 自立式ハンモック
  • ガーデンファニチャー
  • タープ
  • プロジェクター
  • 照明

それぞれ詳しく見ていきましょう。

テント

家でグランピングをする際に欠かせないアイテムの一つに、テントがあります。テントを設営することで、プライベートな空間を比較的簡単につくれます。初心者であれば軽量なテントにする、設置スペースが狭い場合はコンパクトなポップアップテントにするなど、使いやすさを考慮して選びましょう。また、防水性や耐久性の確認も大切です。

自立式ハンモック

グランピングの雰囲気をより演出できるアイテムとして、自立式ハンモックが挙げられます。自立式ハンモックは柱や木に固定する必要がないため、自宅でも簡単に設置できるうえ、天候に応じて移動できることも魅力の一つです。落下や破損などによるケガ防止のため、耐荷重をあらかじめ確認しておきましょう。

ガーデンファニチャー

外で使えるテーブルやチェア、ソファなどを用意しておくと、快適かつおしゃれな空間を演出できます。事前に何人でグランピングをするのかを想定し、人数に合わせた大きさの家具を用意しましょう。ガーデンファニチャーは空間の印象を大きく左右するため、木製やプラスチック製などの素材に着目しつつ、用途や好みに応じて長く楽しめるものを選ぶことが大切です。

タープ

自宅でアウトドアを楽しむ場合は、日除けや目隠しができるアイテムを活用しましょう。防水性のあるタープは、日除けだけでなく雨除けにもなり、急な天候の変化にも対応できます。庭の広さや人数に合わせて適切なサイズを選ぶことはもちろん、デザインや柄にもこだわっておしゃれさをプラスしましょう。

プロジェクター

自宅が都市部の場合は周辺に自然の要素が少なく、物足りないと感じるかもしれません。その場合、プロジェクターで自然豊かな森の様子や海で魚が泳いでいる様子、焚き火の風景などを映すことで、アウトドアな雰囲気を演出できます。また、外で映画鑑賞をして非日常感を味わうのもよいでしょう。ただし、映像を映す壁が必要になるため、場所を検討する必要があります。

照明

暗くなった後もグランピングを楽しむには、照明が欠かせません。ランタンやキャンドルなど、アウトドアならではの雰囲気が出る照明を用意しましょう。広範囲を照らせる大きいものや、置いたときに安定するものがおすすめです。照明に虫が寄ってくるのが気になる場合は、防虫タイプの照明を選ぶとよいでしょう。

家でグランピングを楽しむためのポイント

家でグランピングを楽しむために欠かせないポイントとして、以下の3つが挙げられます。

  • 目隠し
  • 日除け

それぞれ詳しく見ていきましょう。

目隠し

家でのグランピングは近隣住民や通行人からの視線が気になりやすいため、家族のプライベートな空間をつくっておくことが重要です。家づくりの段階でフェンスや植栽などを計画し、外からの視線を遮れるようにしておきましょう。プライバシーを重視するのであれば、ロの字型の中庭を設置するのもおすすめです。

庭やベランダをアウトドアな雰囲気にしたい場合、床のデザインや素材が重要となります。人工芝を敷くのか、ウッドデッキやタイルで室内とつながった空間にするのかなど、空間全体をイメージしながら素材を検討しましょう。デザインはもちろん、メンテナンスのしやすさも考慮すると快適性がアップします。

日除け

猛暑や酷暑といわれる日が多くなった昨今、アウトドアでは日除けアイテムが欠かせません。テントだけでなくシェードやタープを設置して、強い日差しや暑さから身を守りましょう。シェードやタープは実用性だけでなく、おしゃれな雰囲気づくりにも役立ちます。外壁の色に合ったものや、アクセントになるものを選ぶとよいでしょう。

人気のグランピングを家で気軽に楽しもう

グランピングは、アウトドアを気軽かつ快適に楽しめる自然体験です。家でグランピングができれば時間やお金を節約できるだけでなく、いつでも非日常体験ができるようになります。

キノエデザインでは、グランピングなどのアウトドアが楽しめる家づくりの相談も承っています。これからマイホームを建てる予定の方は、ぜひ一度ご相談ください。

家でのグランピングに関するよくある質問

グランピングのデメリットは何ですか?

グランピングのデメリットとして、まず費用が高いことが挙げられます。通常のキャンプに比べて設備やサービスが充実しているため、コストがかかります。また、人気のグランピング施設は予約が取りにくく、希望の日程で利用できないことも懸念点の一つです。さらに、自然の中での体験を求める人にとっては、設備が整いすぎているために本来のキャンプの醍醐味が薄れると感じることもあるでしょう。施設によっては、周囲の自然環境に与える影響が懸念される場合もあります。

ベランピングとはどういう意味ですか?

ベランピングとは、「ベランダ」と「キャンピング」を組み合わせた造語で、自宅のベランダを活用してキャンプのようなアウトドア体験を楽しむことです。特に都市部に住む人々に人気があり、手軽に自然を感じながらリラックスできる方法として注目されています。ベランピングでは、テントやキャンプチェア、ランタンなどを使用して、ベランダをキャンプ場のように演出します。天候に左右されず、気軽にアウトドア気分を味わえるのが魅力です。

ベランピングの雨対策にはどのような方法がありますか?

ベランピングを楽しむ際の雨対策には、いくつかの方法があります。まず、ベランダに防水性のあるタープやキャノピーを設置することで、雨を防げます。また、ベランダの床に防水シートや防水マットを敷くことで、雨水の侵入を防いで足元を快適に保てるでしょう。家具やクッションなどのアウトドア用品は、防水加工されたものを選ぶのも効果的です。雨が予想される場合は、事前に天気予報を確認し、必要に応じて室内に移動できるように準備しておきましょう。これらの対策を講じることで、雨の日でも快適にベランピングを楽しめます。

テントを庭に出しっぱなしにしておくとどうなる?

テントを庭に出しっぱなしにすると、紫外線や雨風などの自然環境の影響を受けて、素材が劣化する可能性があるため注意が必要です。特に、紫外線はテントの生地を弱め、色あせや破れの原因となります。また、雨にさらされるとカビや腐敗が発生するほか、風でテントが飛んだり壊れたりする恐れもあります。長期間使用しない場合は、テントを乾燥させてから収納し、直射日光や湿気を避ける場所に保管しましょう。

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