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2024.06.20 コラム

住宅ローンをネット銀行で行うメリット・デメリットは?つなぎ融資についても解説

住宅ローンをネット銀行で行うメリット・デメリットは?つなぎ融資についても解説

住宅ローンをネット銀行で利用する大きなメリットは、金利が低く、手数料が少ない点です。多くのネット銀行は固定金利、変動金利ともに市場平均を下回る水準を提供しており、トータルコストの抑制が期待できます。また、ネットバンキングを利用することで、手続きがオンラインで完結し、時間と労力を節約できます。

しかし、ネット銀行の利用にはデメリットもあるため、金利や手数料だけでなく、自分のニーズに合致しているかを詳細に確認しましょう。

この記事では、ネット銀行で住宅ローンを検討している方に向けて、メリット・デメリットをはじめ、住宅ローンを契約する際の流れを解説します。併せてつなぎ融資についても紹介しますので、資金面でお悩みの場合はぜひ参考にしてください。

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ネット銀行の住宅ローンとは?

ネット銀行の住宅ローンとは?

近年、ネット銀行が急速に普及し、多くの方に利用されています。ネット銀行の住宅ローンは、低金利や多様なサービスが魅力で、特にコスト意識の高い利用者に人気があります。ネット銀行の住宅ローンは、利用者がオンラインで手続きするため、店舗に足を運ぶ必要がなく、手軽に情報収集や申し込みができます。加えて、ネット銀行は公式サイトでのシミュレーションや相談窓口を通じて、具体的な金利や返済計画を詳しく確認できるため、利用者に非常に便利です。ネット銀行を検討することにより、時間と手間を節約しながら、賢明な住宅ローンの選択ができます。

 

つなぎ融資とは?

つなぎ融資とは?

つなぎ融資は、住宅ローンを利用する際の一時的な資金不足を解消する短期的な融資方法です。特に建築費用や土地購入費用を賄うために多く利用され、住宅購入者にとって有効な手段の一つです。ネット銀行を利用する場合、つなぎ融資はさらに便利です。ネット銀行は手続きが迅速で、オンラインで簡単に進行できるため、必要な資金を早急に確保できます。つなぎ融資の選び方も慎重に検討することが重要です。

つなぎ融資はネット銀行では使えない?

注文住宅を建てる時に、ソニー銀行や住信SBIネット銀行のようなネット銀行の住宅ローンを利用したいと思っても、「つなぎ融資」や「分割融資」に対応していないことが多いです。つなぎ融資に対応している住宅ローンは、少し探せば簡単に見つかります。しかし、「つなぎ融資に対応している」という理由だけで金融機関を選んでしまうと、住宅ローンの金利が高かったり、疾病補償が充実していない住宅ローンを利用することになってしまう可能性があります。

キノエデザインであれば兵庫県の地場の銀行と連携しているため、つなぎ融資をネット銀行でのローン組みが可能です。

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ネット銀行での住宅ローンのメリット

ネット銀行での住宅ローンのメリット

ネット銀行での住宅ローンのメリットには、以下のようなものが挙げられます。

実店舗を持たないため、低い金利で可能

いつ・どこでも手続きが可能で簡単

繰上返済手数料が無料のネット銀行が多い

住宅ローンを考える際、ネット銀行の利用を検討する方が増えており多くのメリットがあります。ネット銀行の利便性と低金利は、多くの住宅ローン利用者にとって大きな魅力ですので、しっかり確認しておきましょう。

実店舗を持たないため低い金利で可能

ネット銀行は実店舗を持たないため運営コストが削減されており、金利の低さに直結しています。ネット銀行の住宅ローンは他の銀行と比べて金利がかなり低いため、長期間の支払いで大きな経済的メリットを享受できます。住宅ローン金利が僅かに低いだけでも総返済額に大きな差が生じ、月々の返済額も軽減されるでしょう。ネット銀行の金利の低さは、資金計画における重要な節約ポイントとなります。

いつ・どこでも手続きが可能で簡単

ネット銀行の最大のメリットの一つは、自宅から24時間365日いつでも申し込み手続きが可能な点です。忙しい社会人や子育て中の方にとって、時間の自由は極めて重要です。インターネット環境があれば、パソコンやスマートフォンから専用のフォームを使って簡単に手続きを進められます。さらに、必要書類の提出もオンラインで完結することが多いため、郵送や来店の手間が省けます。ネット銀行は時間と手間を大幅に省けるため、非常に利便性が高い選択肢といえるでしょう。

繰上返済手数料が無料のネット銀行が多い

ネット銀行で住宅ローンを利用する際、繰上返済手数料や保証料が無料、もしくは低額であることが一般的です。通常、繰上返済を行う際には手数料がかかりますが、ネット銀行では手数料の金額を心配することなく早期返済を計画できます。さらに、保証料が無料となるケースも多く、初期費用を大幅に削減することが可能です。繰上返済手数料や保証料などの費用の無料化により、総返済額を抑え、借入後の経済的負担を軽減できます。長期的には、ネット銀行の住宅ローンは非常にコストパフォーマンスの高い選択肢といえます。

 

ネット銀行での住宅ローンのデメリット

ネット銀行での住宅ローンのデメリット

ネット銀行での住宅ローンのデメリットには、以下のようなものがあります。

審査が通りにくい傾向がある

審査完了までに時間が多くかかる可能性がある

事務手数料が高くなる可能性がある

・窓口がないため、気軽に相談しづらい

住宅ローンを検討している多くの方が、ネット銀行を選ぶようになっています。しかし、便利さと引き換えにいくつかのデメリットも存在します。これらのデメリットも踏まえ、自分に最適な住宅ローンを選ぶための判断材料として参考にしてください。

審査が通りにくい傾向がある

ネット銀行はオンライン取引に伴うリスクを最小化するため、審査基準を厳しくしています。信用情報や収入証明などの書類が不十分だと、審査に通るのは難しいでしょう。しっかりとした準備が必要で、高い信用情報や正確な収入証明を提出することが求められます。ネット銀行の住宅ローンをスムーズに受けるためには、事前に必要な書類を確認し、万全な状態で臨むことが大切です。

審査完了までに時間が多くかかる可能性がある

インターネット上での取引が主流となっているネット銀行では、書類の提出や確認に時間がかかることがあります。必要書類の不備や追加書類の提出が要求された場合、通信のタイムラグが生じ、審査完了までに予想以上の時間がかかることが少なくありません。住宅ローンの種類や個別の金融機関によっても異なりますが、一般的にはスムーズな手続きは期待しにくいでしょう。必要な書類を事前に確認し、しっかりと準備を整えておくことが重要です。

事務手数料が高くなる可能性がある

ネット銀行の住宅ローンは一般的に低金利が魅力ですが、事務手数料が高めに設定されています。事務手数料が高い理由は、主にオンラインサービスの運営コストを補うためです。住宅ローンを選ぶ際には、金利だけでなく事務手数料も含めた総合的なコスト比較が重要です。金利が低くても事務手数料が高額で、トータルコストが増加する可能性があるため、ネット銀行の住宅ローンを検討する際にはコスト全体を詳細に確認し、最適な選択をすることが不可欠といえるでしょう。

窓口がないため、気軽に相談しづらい

ネット銀行はオンライン取引が中心です。対面での相談ができず、具体的な質問や疑問点に対して、直接的なやり取りが難しくなることがあります。ネット銀行で住宅ローンを検討する際は、オンラインのチャットやメール、電話などを活用する必要があります。特に詳細な説明を求める場合や複雑な質問がある場合、やり取りする手段が十分でないと感じることもあるでしょう。相談しづらい点を理解したうえで、自分のニーズに合った方法を選ぶことが大切です。

ネット銀行で住宅ローンを契約する際の流れ

ネット銀行で住宅ローンの契約を考えている方にとって、具体的な手続きの理解は非常に重要です。まず、ネット銀行の公式ウェブサイトで事前審査を行い、必要な書類をオンラインで提出します。事前審査に通ると次に本審査が行われ、本審査では詳細な書類提出や電話確認が求められることがあります。最後に、契約書類を印刷して署名し、郵送またはネット銀行の指定方法に従って提出します。これらのステップを経ることで、安心してスムーズに住宅ローンの契約を進められるでしょう。

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住宅ローンを組む際の注意点を把握し、家づくりを考えましょう

住宅を購入しようと考えている多くの方にとって、住宅ローンの審査は避けられない重要なステップです。キノエデザインでは兵庫県の地場の銀行と連携しているため、ネット銀行でのつなぎ融資が可能です。

お客様のご要望をしっかりとお伺いしたうえで、高性能で居心地の良い健康住宅をご提案いたします。その他資金計画についても、お気軽にご相談ください。

ネット銀行のつなぎ融資に関するよくある質問

つなぎ融資を使わない方法はありますか?

つなぎ融資を使わない方法としては、自己資金のみで建築費用を賄う、または建築期間中に分割で支払いを行うことが挙げられます。

自己資金で全額を賄う場合は、つなぎ融資の利息や手数料を節約できますが、大きな金額を一度に用意する必要があります。

一方、建築業者との契約で、工事の進捗に応じて分割で支払う方法を選ぶことも可能です。この場合、全額を一度に用意する必要はありませんが、業者によってはこの支払い方法を受け入れていない場合もあるため、契約前に確認が必要です。

つなぎ融資とは何ですか?

つなぎ融資とは、建築中の新築住宅や購入予定の不動産の代金を支払うために、本格的な住宅ローンが組めるまでの間に利用する短期間の融資のことです。

土地の購入や建築工事の開始に必要な資金を一時的に調達するために用いられ、建物が完成し住宅ローンが利用できるようになった時点で、このつなぎ融資を返済します。

つなぎ融資は、住宅ローンの一部として扱われることが多く、住宅ローンと同じ金融機関から提供されることが一般的です。

つなぎ融資を途中でやめたいのですが、どうすればいいですか?

つなぎ融資を途中でやめたい場合、まずは融資を受けた金融機関に連絡を取り、契約内容を確認しましょう。

つなぎ融資の契約には、中途解約に関する条項が含まれている場合があり、その条項に従って、中途解約の手続きを進める必要があります。

中途解約には手数料や違約金が発生することが多いため、その点も確認しておくことが重要です。

また、つなぎ融資をやめることで資金計画に影響が出ないか、他の資金調達方法があるかも検討しましょう。必要であれば、金融機関や専門家に相談することをお勧めします。

つなぎ融資でいくら払うの?

つなぎ融資の支払い額は、融資額、金利、融資期間によって異なります。

つなぎ融資は、建築中の住宅の完成までの間、または売却予定の不動産が売れるまでの間に必要な資金を一時的に借り入れるための融資です。

金利は年間で数%程度が一般的ですが、金融機関や借入条件によって異なります。

例えば、1億円を年利5%で6ヶ月間借りた場合、単純計算で約250万円の利息が発生します。しかし、実際の支払額は、金融機関の手数料や返済スケジュールによって変わるため、具体的な金額を知りたい場合は、融資を受ける金融機関に直接相談することが重要です。

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