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2023.10.31 コラム

注文住宅のおしゃれな外観づくり|デザインの種類や注意点を解説

注文住宅のおしゃれな外観づくり|デザインの種類や注意点を解説

注文住宅の外観をおしゃれにつくりたいと思いつつ、「デザインの種類や決め方が分からない」「失敗したくない」と考える方は少なくありません。注文住宅の外観づくりで失敗しないためには、外観の種類やそれぞれの特徴を理解したうえで、明確なコンセプトに基づきデザインを検討することが大切です。

この記事では、注文住宅の外観デザインの種類や特徴、デザインを考える際のコンセプトのつくり方、外観を決める際の注意点について紹介します。注文住宅の外観の決め方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

注文住宅の外観デザインの種類

注文住宅の外観デザインの種類

注文住宅の外観デザインにはさまざまな種類があります。以下では特に人気の外観デザインの特徴を紹介していきますので、建てる際の参考にしてください。

​​​​シンプルモダン

シンプルモダンは、シンプルで現代的なテイストの外観デザインです。凹凸の少ない直線的なフォルムや白・グレーなど無彩色を基調とした配色を特徴とし、金属やコンクリートなどを用いると抽象的な雰囲気を演出できます。全体にすっきりとした印象を与え、派手さはありませんが流行に左右されにくく、飽きにくい点が魅力です。

ナチュラルモダン

ナチュラルモダンは、自然素材を用いたデザインが特徴です。シンプルモダンをベースに無垢材やレンガ、タイル、漆喰などの自然素材を合わせています。形状はナチュラルなものが多く、直線に限らず曲線やR壁を取り入れたフォルムも多い傾向にあります。色はホワイトやベージュなどを中心に、草花を思わせる緑色などが相性が良く、自然の温かみを感じるようなアースカラーが特徴的です。自然が好きな方におすすめなデザインです。

和モダン

和モダンは、和風デザインに現代的な要素を取り入れたハイブリッドなスタイルです。伝統的な日本家屋をベースに直線的な形状やモダンなホワイトやブラックなどの配色を取り入れることで、和風とモダンの独特な雰囲気を演出できます。和とモダンは相性が良く、普遍的なデザインがつくれるため、幅広い年代に支持されやすいのも強みです。

アメリカン

アメリカンは、素朴な切妻屋根や短い板を重ね張りしたラップサイディングの外壁、屋根付きの広い玄関などを特色とするデザインです。地域によってカントリー風、西海岸風、ブルックリン風などの種類があります。全体的に手づくり感あふれる素朴な雰囲気が魅力です。配色はテイストによって異なり、ホワイト、ブルー、イエロー、グレー、ブラウンなど多様な色が用いられます。

北欧風

北欧風は、スウェーデンやデンマークなど北欧地方の家を模したようなデザインです。シンプルモダンのように凸凹の少ないシンプルな形状が多く、窓枠と額縁が一体となったようなメルヘンチックな窓、カーキやグリーン、ベージュ、ブラウンなどアースカラーを配した外壁などに特徴があります。屋根は三角の切妻屋根が多いです。

南欧風

南欧風は、スペインやポルトガルなど南ヨーロッパに見られる家をイメージした外観デザインです。ホワイト、オフホワイト、アイボリー、ベージュなどの比較的明るくて爽やかな色を外壁に使用し、レンガや石づくりをテイストに取り入れています。屋根は鮮やかな色に丸みを帯びたスペイン瓦(スパニッシュ瓦)が定番です。リゾート風の外観をつくりたい方におすすめです。

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外観の決め方

注文住宅の外観デザインの種類

注文住宅の外観は、以下のような点を重視して検討していくと決めやすくなります。

  • コンセプト
  • 建物の形
  • 色(メインカラー)
  • 素材
  • 窓の配置
  • 植栽や照明

それぞれのポイントや決め方は次のとおりです。

コンセプト

上記のように、注文住宅における外観デザインにはさまざまな種類があります。デザインに合わせてコンセプトを決めて、自分が建てたい家の雰囲気やスタイルをイメージしましょう。コンセプトが決まったら、具体的な形にしていきます。

建物の形

コンセプトに基づいて建物の形を検討していくのが一般的です。屋根や建物の形状は外観の印象を決定づけるポイントであるため、慎重に考える必要があります。コンセプトやテーマがぶれないように注意しながら検討するのがよいでしょう。建物の形は自身の希望に沿って自由に決められますが、土地の形状や周辺環境への配慮も重要です。

色(メインカラー)

建物の形が決まったら、次に外観のメインカラーを1~2色選びます。メインカラーはベースカラーとも呼ばれ、文字どおり建物全体の土台となる色です。配色の顔となるため、選ぶ色によって建物の雰囲気が変わります。最も大きな面積を占める外壁と屋根の配色がポイントですが、コンセプトや建物の形に合わせて適切な色を選ぶようにしましょう。

素材

素材の選び方も外観の印象を左右する要因の一つです。特に外壁材にはサイディングやタイル、モルタルなどいくつかの種類があり、部分的に取り入れるだけでも雰囲気が変わります。サイディングには窯業系、金属系、木質系、タイルには磁器質、せっ器質、陶器質、モルタルにもリシン、スタッコ、吹き付けタイルなど仕上げ方の違いがあります。デザインや機能面を考慮して取り入れるのが良いでしょう。

窓の配置

窓は採光や通風の役割も果たしますが、ビジュアルの要素も強く外観のアクセントになります。コンセプトに沿って窓の数や大きさ、配置などを慎重に決めていくことが大切です。ただし、大きさに関してはデザインの観点だけでなく、防犯面も考えて検討することが必要になります。

植栽や照明

家の外観デザインは建物だけでなく、屋外に配置する照明や植栽などによってもおしゃれに仕上がります。工夫次第では、昼と夜とで異なる印象になるよう変化をつけることが可能です。またおしゃれな演出ができるだけでなく、植栽に関してはプライバシーの保護、照明に関しては防犯対策の効果も期待できます。

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外観を決める際の注意点

外観を決める際の注意点

外観デザインは家の顔(シンボル)となるため重要なテーマです。施主にとっては夢が膨らみますが、一方で施工後に簡単に変えられるわけではないので、後悔しなくていいように以下のようなポイントに注意してください。

機能性・メンテナンス性を考慮する

外観デザインを重視するあまり、機能性・メンテナンス性を疎かにするのはリスクがあります。機能性やメンテナンス性が悪いと、いくらおしゃれな家であってもメンテナンスの頻度が高くなるなどの影響が出てきてしまいます。素材や色によって汚れがつきにくいもの、目立ちにくいもの、熱を吸収しやすいものなど特性があることを踏まえて、素材や色を慎重に選ぶようにしましょう。

大きなカラーサンプルで確認する

外壁と屋根は面積が広く外観のほとんどを表すものとなります。それぞれの色合いに関して「イメージと違った」とならないよう、できるだけ大きめのカラーサンプルで確認することをおすすめします。また、色合いは日の当たり方でも印象が変わるため、屋外で確認するのが賢明です。

周囲の街並みと合うように考慮する

外観の色選びは基本的に自由に行えますが、周囲の街並みと合うように考慮することも大事です。周囲の景観をよく観察したうえで、街並みに合わせた色味を選ぶことが重要になります。地域によっては条例で色の規定を設けているケースもあるため、事前に確認するようにしましょう。派手な色を使いたい場合は、一部に用いるなどの配慮が必要です。

流行を取り入れすぎない

そのときの流行を取り入れたデザインにするのは、家をおしゃれに魅せるのに有効です。ただし、あまりに奇抜なデザインだとすぐに飽きがきてしまいます。コンセプトを追求しながらも、長期的に使用できる家の外観をつくるためには、長く愛される定番スタイルやシンプルなデザインがおすすめです。

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注文住宅の外観はシンプルかつ自分好みのこだわりを取り入れよう

注文住宅の外観にはさまざまな種類があるため、しっかりとしたコンセプトを立てて形や色、素材、窓の配置など一つひとつの要素を慎重に考慮して決めていくことが重要になります。こだわりを取り入れるのは良いことですが、流行を追いすぎるのは要注意です。周囲の景観にも配慮しながらシンプルにまとめるようにしましょう。

秋山住研は、兵庫県を中心に注文住宅の施工事例が豊富な会社です。施主様の好みやニーズを満たし、かつ周囲の景観にも合う外観づくりを得意としているため、理想とする注文住宅の外観をつくりたい方は、ぜひ秋山住研にご相談ください。

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注文住宅の外観に関するよくある質問

注文住宅にはどんなテイストがありますか?

注文住宅のテイストは多岐にわたりますが、主なものとして以下のようなものがあります。 

  1. モダン:シンプルで洗練されたデザインが特徴。無駄を省いた機能的な空間作りを目指します。
  2. ナチュラル:木材を多く使用し、自然と一体化したような暮らしを楽しむことができます。
  3. 和風:日本の伝統的な建築様式を取り入れ、落ち着いた雰囲気の中で過ごすことができます。
  4. 欧風:ヨーロッパの伝統的な建築様式を取り入れ、豪華で華やかな空間を演出します。 
  5. リゾート:海辺や山間部のリゾートをイメージした開放的な空間作りを目指します。 

これらは一部の例であり、自分のライフスタイルや好みに合わせてカスタマイズすることが可能です。また、これらのテイストを組み合わせることで、より個性的な空間作りも可能です。

家の外観とは何ですか?

家の外観とは、家の外側から見た見た目のことを指します。これには、建物の形状、色、材質、窓やドアの配置、屋根の形状などが含まれます。外観は、家のスタイルや個性を表現する重要な要素であり、また周囲の環境や風景との調和も考慮されます。注文住宅の場合、住む人のライフスタイルや好みに合わせて外観をデザインすることが可能です。

注文住宅は何年もつ?

注文住宅の寿命は、建築材料や建築技術、そして定期的なメンテナンスの有無により大きく変わります。しかし、一般的には、新築の注文住宅は30年から50年程度は持つとされています。ただし、定期的なメンテナンスやリフォームを行うことで、さらに長く住み続けることが可能です。また、耐震性や断熱性などの性能を高めることで、住宅の寿命を延ばすことも可能です。

家が建つまで注文住宅の場合、何ヶ月?

注文住宅の建築期間は、設計から完成まで通常約1年から1年半程度とされています。ただし、これはあくまで一般的な目安であり、土地の条件、建物の規模や設計内容、または建築会社のスケジュールなどにより前後することがあります。具体的なスケジュールは、建築会社との打ち合わせの中で詳細が決まります。

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