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2023.06.23 コラム

【初心者必見】土地探しのコツ|探し方や選ぶ基準、注意点を解説

【初心者必見】土地探しのコツ|探し方や選ぶ基準、注意点を解説します

土地を所有していない場合、注文住宅を建てるには土地探しから始めることになります。
土地選びは住んでからの暮らしやすさと直結する重要な要素なため、コツを把握したうえで慎重に決めましょう。

本記事では、土地を探し始める前に決めておくべきことや、どのように探せば良いかなど、土地探しで失敗しないためのコツを紹介します。
注文住宅を建てたいと考えている方や、土地探しに難航している方はぜひ参考にしてください。

土地探しの前に決めておくこと

土地探しを始める前に、最低限決めておきたい3つのポイントを紹介します。
以下3つを事前に決めておけば、行動にうつしやすくなるためスムーズに土地探しを進められるでしょう。
それぞれ詳しく解説していきます。

予算

注文住宅を建てる際、土地代と建物代の総額で予算を決める必要があります。総予算のうち、それぞれにおおよそいくらくらいかけるのかを事前に決めておきましょう。
土地の金額は、エリアや広さによって決まります。

土地を探している途中で予算オーバーしそうになった場合は、エリアを変えたり坪数を減らしたりすることで調整が可能です。
広い土地が必要であれば、都市部の土地は高く予算オーバーになりやすいため、郊外を選択することで叶えられるでしょう。

エリア

家を建てるということは、建てた後も長く同じ場所に住み続けるということです。
通学・通勤のしやすさや、買い物環境などを総合的に判断し、希望のエリアを決めていきましょう。
エリアを探す際に注意したいのが、範囲を狭めすぎないことです。

狭いエリアで希望の条件に合う土地を探すのはなかなか難しく、土地探しにかける期間が長くなってしまう可能性があります。
いくつか候補をピックアップしたり、範囲を広げたりして、柔軟に対応することも土地探しにおける大切なポイントといえるでしょう。

希望条件の優先順位

土地探しの際は、家族の希望条件をそれぞれ出し合ったうえで、優先順位を決めておきましょう。
例えば、条件には以下のようなものがあります。

  • 予算
  • エリア
  • 広さ
  • 土地の形状(間取りに関係してくるため)
  • 学校や保育園が近いか
  • スーパーや駅、病院などの周辺施設が近いか
  • 引越し時期 など

上記のような希望条件を洗い出し、譲れないものから順に優先順位をつけておくと、土地を決める際に妥協点を見つけやすくスムーズです

土地の探し方

土地の探し方とは?

土地探しには主に4つの方法がありますが、いくつかの方法を並行して行うことでスムーズに進められます。
ここでは、土地探しの4つの方法について紹介します。

インターネットで探す

インターネットを活用した土地探しのメリットは、いつでも気軽に土地情報を見られることです。
仕事の合間や移動時間を活用できるため、忙しい方も手っ取り早く始められるでしょう。

また、インターネットを使った土地探しは、エリアごとの価格相場を調べたり、条件を絞って探したりする際にも役立ちます。
すでに売却済みの物件が掲載されていることもあるため、希望に合う物件を見つけたらすぐに問い合わせるようにしましょう。

不動産会社に依頼する

不動産会社に直接足を運び、希望の条件に合った物件を紹介してもらう方法もあります。
不動産会社ではインターネットに掲載されていない独自の物件を保有していることも多く、土地探しを有利に進めることも期待できるでしょう。

ただし、不動産会社によってエリアやジャンルなど強みが異なるため、会社選びを間違えないよう注意が必要です。
希望するエリアの情報に詳しいことや、土地の仲介実績が豊富かどうかなどを確認し、信頼できる不動産会社を選ぶようにしましょう。

現地に足を運んで探す

住みたいエリアが絞られている場合は、現地へ足を運んで探すのも一つの方法です。
空き地に「販売中」と書かれた看板が立っていることで、売り出し中の物件だと確認できます。

気になる土地があれば、看板などに記載されている問い合わせ先に連絡してみましょう。
現地に赴くことで、そのエリアの雰囲気や利便性、治安なども同時に確認できます。
時間がかかる探し方のため、じっくり時間をかけて納得したうえで土地を購入したい方におすすめです。

建築会社に依頼する

注文住宅を依頼する建築会社によっては、土地探しのサポートを行ってくれることもあります。
土地探しから対応してもらうことで、土地に合ったプランを提示してもらいやすく、打ち合わせもスムーズに進められるでしょう。

建築会社が土地探しに対応していない場合に依頼をすると、建築会社から不動産会社に別途相談するなど費用が余分にかかったり、二度手間になったりする可能性もあるため注意が必要です。

土地選びの基準

土地選びの基準とは?

土地を選ぶ基準として、注意しておきたいポイントがいくつかあるので以下で紹介していきます。
失敗やトラブル防止のため、不動産会社に任せきりにするのではなく、自身でもしっかり確認しておきましょう。

立地

立地は土地選びの際に必ず確認したいポイントです。
日当たりや周辺に建つ建物、角地なのか中地なのかなどをしっかり確認しましょう。
周辺の建物や施設が、将来的に自宅にどのような影響を与えるか考慮することも大切です。

浸水履歴やハザードマップなどは、各市町村の役所で確認できます。
心配な方は役所で確認すれば確実な情報を得られるでしょう。

用途地域

市街化区域では、12種類に分けられた「用途地域」によって、建てられる建物の高さや規模が異なります。
どの土地にも希望の住宅が建てられるわけではないため、注意が必要です。
現場を見なくても用途地域を確認することで、住環境に適しているかどうかなど周辺環境をある程度理解できるでしょう。

地形

土地の形はざっくりと、長方形や正方形をした整形地と、旗竿地や三角地などの不整形地に分けられます。
土地の形によって建物の外観や間取りが変わるだけでなく、資産価値にも影響を与えるため注意が必要です。
不整形地を有効に活用できる場合もあるため、不整形地の設計に強い建築会社に依頼をするなどして検討しても良いでしょう。

接道状況

土地の広さが十分でも、接道状況によっては建物が建てられなかったり、建物が経つ土地の面積が減ってしまったりすることがあります。
例外を除き、建築基準法では原則「幅員4m以上の道路に2m以上接していること」が条件です。
また、建築基準法の条件を満たしていても、接道状況によっては駐車のしやすさや、駐車場と玄関の距離などに影響することもあるため注意しましょう。

地盤・災害リスク

地震大国である日本では、地盤がしっかりしているかどうかも事前に確認しておきたいポイントです。

建築前に地盤調査は行うものの、購入の検討段階で地盤の強さを調べることは難しいため、事前に地盤サポートマップやハザードマップを確認し、地震やその他の災害に耐えられる土地であるかを判断しましょう。

土地探しで失敗しないコツ

土地探しで失敗しないコツとは?

土地探しは、理想のマイホームを叶えるためのファーストステップです。
土地選びに失敗すると、費用がかさんでしまったり理想の住宅を建てられなくなったりする可能性があります。
土地探しに失敗しないためのコツを紹介するので、以下の3つを押さえておきましょう。

建物代も含めた資金計画を立てておく

注文住宅では、土地と建物の総予算の中から、どちらにどの程度費用をかけるのかをじっくり検討する必要があります。
土地にかける費用と建物にかける費用の配分を決めておくことで、予算オーバーの心配を防ぎやすくなるでしょう。
予定よりも多くの予算を土地に費やしてしまった場合でも、建物で調整するという判断がスムーズに行えます。

実現したい住宅での暮らしをイメージする

家は建てて終わりではなく、建ててからが家族の暮らしの新たなスタートです。
住む家族がどのようなライフスタイルを送っていくのか、長期的な視点でイメージしておきましょう。

注意したいのは、ライフステージは常に変化していくということです。
家族の人数が変わったり、暮らし方が変わったりすることを頭に入れながら、住む場所や環境を検討していくことが大切です。

現地で必ず周辺環境を確認する

インターネットや不動産会社からの紹介で土地探しを進める場合、気になる物件が見つかった際は必ず現地を確認するようにしましょう。
周辺の建物の高さや交通量、騒音、坂道の有無など、現場を見てみないとわからないことも多いからです。

実際に見てみたらイメージと違った、ということも考えられるため、購入してから後悔しないよう、現地や周辺環境を事前にチェックしておくことをおすすめします。

土地探しについて詳細はこちら:
土地探しにかける期間は何ヶ月が妥当?効率的な探し方を徹底解説

土地探しのコツを押さえて理想のマイホームを建てよう

土地探しは、注文住宅の良し悪しを決める重要な要素の一つです。
予算や条件を事前に家族で話し合い、納得した土地を購入できるよう準備を進めていきましょう。
気になる土地を見つけたら現地を確認し、実際の生活をイメージすることも大切なポイントです。

キノエデザインでは、土地探しのサポートから理想の注文住宅づくりまでをトータルサポートしています。
特に三木市・小野市・加東市で土地をお探しの方は、ぜひ一度キノエデザインまでご相談ください。