静かな暮らしのためのこだわりの邸宅

幼いお子さまを抱っこし、グリーンのソファが映えるリビングで、微笑みながらお話をしてくださったオーナー様ご夫妻。ご家族が穏やかに暮らせるよう、細部にまでこだわった邸宅には、どのような想いが込められているのでしょうか。オーナー様ご夫妻の、家づくりのきっかけや要望、お家の特徴を伺いました。

家づくりのきっかけと要望

家づくりのきっかけ

妊娠が分かり、当時住んでいた賃貸物件が、子育ての環境には適さないと判断したのが家づくりのきっかけでした。奥様もオーナー様ご自身も一軒家でのびのびと育った経験から、一戸建てを考えられたそうです。
はじめは親戚の方に家を建ててもらう予定だったというオーナー様。話がなくなってしまい、時間のない中で思い出していただけたのが、秋山住研でした。
せっかく一戸建てを建てるのであれば、自分たちが暮らしやすくこだわりある家をつくりたいと、さまざまなアイデアを出しあい、家づくりをスタートしました。

家づくりの要望

要望のひとつにシンプルな家を加えられたオーナー様。壁は漆喰、床の素材もけやきにこだわりました。
漆喰は独特な風合いを持ち、職人が織りなす高いデザイン性を誇りだけでなく、調湿作用も兼ね備えた、いわゆる「呼吸する素材」です。けやきの床も美しい重厚感のある色合いと流れるような木目が美しく、遊びに来た友人やご親戚なども、すぐにこだわりのある家と気づくでしょう。
家を建てた後にインテリアについて悩まれるご夫婦も多い中、オーナー様はテーマカラーについても話し合い、モケットグリーンを選ばれました。深い緑色のソファがリビングによく映えています。
外観や内装だけではなく、吹き抜けを利用したり、書斎スペースがあったりとさまざまな要望も叶えた過ごしやすい家の特徴を、見ていきましょう。

お家の特徴

吹き抜けで開放的なリビング

お家の特徴としてまず挙げられるのが、吹き抜けのある開放的なリビングです。吹き抜けは縦に空間が生まれるほか、採光面や通風面でも優れているため、リビングに一歩入れば、高い天井や明るいお部屋に驚かれる方も多いのではないでしょうか。
さらに内装の壁は白を基調としているため、光を反射してくれます。明るい部屋は家族やご友人、ご友人のお子さまなど、さまざまな人に過ごしやすい空間となっていくでしょう。

リビング階段で2階とも緩やかに繋がる空間に

リビングに設置された2階へと繋がる階段も、お家の大きな特徴です。オーナー様ご夫妻は、子どもが大きくなって2階の自分の部屋を使うようになった時も、家族が自然と顔を合わせられるよう、リビングに階段を設置したいとの要望をお持ちでした。
吹き抜けで得た開放感をなくしてはもったいないと選んだ素材は、アイアンです。アイアンの重厚感のある黒色は、優しい壁色とモケットグリーンのソファのバランスを損なうことなく、空間を引き締める役割を持っているのもうかがえます。

リモートワークにも対応できる書斎エリア

リモートワークにもできるスペースも作りたいとの要望にお応えしてつくった書斎は、階段を上がってすぐのところに設置しました。オフィスチェアと机を置いても広々とした空間は、家族の気配を感じながらも、集中する空間として最適です。
後ろに備え付けた棚は書類や本の収納だけでなく、ご家族の写真を並べるなど、多彩な使い方ができます。リビングでは家族団らん、仕事や趣味など没頭したい作業を行う際は書斎エリアを使うなど、スペースを分けてさまざまな楽しみ方ができる住まいになりました。

キッチンのすぐ横に畳スペース

キッチンのすぐ横に畳スペースを設置したことも、小さいお子さまがいるご家庭ならではのお家の特徴ではないでしょうか。子どもを持つ方であればわかるかもしれませんが、お子さまが幼いと目が離せないため、ゆっくり料理をする時間がありません。
オーナー様の邸宅に設置した畳スペースは、キッチンのすぐ横にあるため、頻繁にお子さまの様子がチェックできます。
また壁には大きめの収納を2つ用意しました。これから増えていくお子さまのおもちゃだけでなく、季節の行事やイベント用品などの保管に使うなど、いろいろな使い方が模索できます。

オーナーさまの声

静かな落ち着いた暮らし

以前住んでた家は正直劣悪な環境で、結露がひどく、サッシがビショビショになっていたり、車の通る音や他の階の生活音が気になってしまったり、妊娠が分かった時には到底ここでは子育てできないなと感じていました。
秋山住研に家づくりを依頼して、結露もなく外の音も気にならない暮らしができていることに驚いています。静かな落ち着いた暮らしの中で、のびのびと子育てがしたいといった僕らの願望を見事に叶えてもらい、嬉しいです。
この家で子どもの成長を見守り、自分たちもさまざまな経験を経て、素敵な家族になっていけたらよいなと思っています。

思いを全て伝えることで叶った理想の家

正直、当初の家を建てる計画が白紙になってしまったとき、焦りがありました。子どもが生まれる前に家の目途をつけたかったので、諦める部分があっても仕方ない想いもありました。
しかし秋山住研は意見を丁寧に全て聞いてもらえて、要望を叶えてくれる家にしてくれました。たとえば片付けが苦手と伝えたら、片付けを最低限にできるような家づくりを提案してくれたことは、本当に嬉しかったです。
これから家を建てる方もいるかと思いますが、家づくりをする際には、意見や要望をできる限り伝えてみてください。理想を詰め込んだ家で、素敵な暮らしをしていきましょう。