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居心地の良いヌックとスキップフロアで家族が繋がる平屋住宅

2022.12.22 ナチュラル 平家
Description

白色と紺色、モダンな雰囲気を持つ外観の平屋住宅、家族が快適に過ごせる工夫がたくさん詰まっています。特に快適なヌックやスキップフロア、考え抜かれた動線などの特徴は、これから何十年先に渡り、笑顔で暮らせるお手伝いができるでしょう。
今回は、オーナー様に家づくりのきっかけや要望、お家の特徴を伺いました。

家づくりのきっかけと要望

家づくりのきっかけ

家づくりのきっかけとは

お子さまがまだ小さいオーナー様。家はそのうち、と思っていたものの、まだいいかと先延ばしにしてこられたそうです。
しかしご夫婦で話し合う中で、子どもが大きくなったときに家を建てると、引っ越しなどで友達と離れてしまう可能性もあることに気づき、お子さまがまだ小さい今、家を建てた方が良いのではないかとの考えになったことがきっかけとなりました。
お子さまがいるお家の場合、家を買うタイミングとしては、お子さまが生まれてまもなくや、小学校入学前が多い印象です。実際にオーナー様の周りでも、お子さまが生まれた後に家を買う方が多かったため、自分たちもそろそろと思い始めたそうです。

家づくりの要望

家づくりの要望

オーナー様の要望は、将来子どもが独立し夫婦二人で暮らすようになった際、なるべく段差が少なく暮らしやすい家がよいといったことでした。そこでご提案させていただいたのは、スキップフロアのある平屋住宅です。
平屋住宅は一階ですべての生活を行うため、季節の飾りや服をしまうための収納が少ない場合がありますが、今回ご紹介する邸宅は、大型の収納スペースを設けました。さらに、考え抜かれた動線設計で家事もスムーズに行えるでしょう。
要望が叶い暮らしやすい家を、写真とともにぜひご覧ください。

お家の特徴

生活の中に自然を取り入れた内装

生活の中に自然を取り入れた内装

この邸宅は、生活の中に自然のぬくもりが感じられる内装を取り入れました。例えば家を見て、最初に目に入る玄関ポーチには木目を取り入れ、玄関に入ってからも、ガラスから中庭の見えるつくりになっています。
中庭でお花を植えたり木を育てたりしていただければ、中庭を目にするたびに、心が癒やされる空間となっていくでしょう。リビングは梁をわざと見せる構造とし、自然の雰囲気を活かした、落ち着く空間に仕上げました。
また自然だけでなく色使いにもこだわり、場所によって最適な空間を演出しています。大人っぽさを感じさせる外観や、ナチュラルモダンのキッチン、お風呂はリラックス空間として優しい色使いを意識し、トイレはアクセントクロスをあしらって遊び心のあるデザインとなっています。

居心地良く過ごせるヌックとスキップフロア

居心地良く過ごせるヌックとスキップフロア

次の特徴は、ご家族が居心地よく過ごせるヌックとスキップフロアです。ヌックについて聞き慣れない方も多いかと思いますが、こぢんまりとした隠れ家のような空間をイメージしてもらえればよいでしょう。
スキップフロアは1階と2階の中間層で、ヌックもスキップフロアも、空間の仕切る効果をしてくれます。ドアや壁はないものの、ヌックやスキップフロアがあれば、家族の繋がりを感じつつ、一人の時間も楽しめるでしょう。
ヌックは中庭が見えるように配置され、横にはお気に入りの雑貨や観葉植物などが飾れるよう、棚も設けられています。また子どもでも上りやすい緩やかな段差に配置されたスキップフロアには、琉球畳が使われており、リビング全体を見渡しながら、寝転がって畳の感触を楽しんだり、憩いのひとときを過ごしたりすることも可能です。

広々と開放的な空間

広々と開放的な空間

お子さまが走り回れるような広々とした開放的な空間も特徴です。吹き抜け構造ではないものの天井が高いため、圧迫感がなく、家のどこにいても見た目以上に広々とした空間を演出しています。
また洗面台やキッチンのシンクはゆとりを持たせ、大きめのサイズを採用したこともポイントです。料理や食器洗い、洗顔などで利用する際に窮屈な思いをしないため、余計なストレスがかかりません。
さらに明かり取りの窓も多く設置されているため、晴れた日には自然光に包まれた空間で生活できます。テレビも壁掛けにし、すっきりとした印象を持たせたため、初めて家に遊び来るお友達などは、快適な広い空間に驚かれるのではないでしょうか。

さまざまなところに配置された大きめ収納

さまざまなところに配置された大きめ収納

家を購入した当初は広々とした空間でも、子どもが成長していくにつれ物が増え、開放的な空間でも、徐々にスペースは狭くなっていくイメージがあるかもしれません。しかしこの家はさまざまなところに大きめの収納を配置しているため、安心です。
例えば、玄関横のシューズクロークは靴だけでなく、上着や傘などもしまえる大容量サイズを選択しました。子どもがよく使う公園のお砂場セットや三輪車なども、一緒にしまっておけます。
ランドリールームの横には大型のファミリークローゼットがあるため、こちらも家族の服をはじめ、さまざまなものが収納できます。寝室と子供部屋それぞれオープンクローゼットがあり、寝室には扉付き収納もあるため、物が増えても安心です。
更にはスキップフロア下にも、大型の収納を配置しました。コンセント付きの収納で大型家電もしまえるため、さまざまな使い方できるでしょう。

考え抜かれた動線

さまざまなところに配置された大きめ収納

家事がスムーズに行えるよう、考え抜かれた動線も特徴です。たとえばランドリールームにはハンガーパイプが設置してあるため、室内干しをする場合、洗濯から干場まで移動する手間が省けます。
また先程ご紹介したファミリークローゼットは、洗面所の横に配置され、さらにその奥のキッチンがあるため、外から帰って洗面所で手を洗い、ファミリークローゼットでコートやカバンなどをしまい、キッチンに行き食事の支度をする、などの動きが可能です。
デザインはもちろん、いかにご家族が心地よく、快適に過ごせるよう考え抜かれた邸宅。お子さまが小さなうちから独立、そしてご夫婦二人の暮らしになるまで共に寄り添える、居心地の良い家となるでしょう。