家づくりコラム
モデルハウス見学のポイント|見学の流れやメリット、注意点とは
目次
モデルハウスの見学は、「どこをチェックすればよいのか分からない」「しつこく営業されないか心配」など、なんとなくハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際の間取りや設備を目で見て確認することでイメージをつかみやすくなったり、理想を具体化できたりと、家づくりの参考になることは間違いありません。
そこで、この記事ではモデルハウスを見学するメリットや事前に必要な準備、当日の流れ、見学時のポイントなどについて解説します。
注文住宅を検討している方や、モデルハウスの見学先を探している方は、ぜひ参考にしてください。
モデルハウスを見学するときの流れ
モデルハウスとは展示用に建てられた住宅を指します。
注文住宅の場合、完成するまで実物を見ることができないため、モデルハウスを見学したうえでハウスメーカーを選んだり、間取りを決めたりするのが一般的です。
ここでは、モデルハウスを見学することになった際に、どのような流れになるのかを紹介します。
見学したいモデルハウスを決める
まずは見学したいモデルハウスをいくつかピックアップし、その中で優先順位を決めておきましょう。
見学にかかる時間は、1棟につき30分から1時間程度です。
1日に何棟も見学するのは難しいため、見たいモデルハウスが多いときは、日を分けたり1棟にかける時間を短くしたりする必要があります。
モデルハウスの見学予約をおこなう
見学したいモデルハウスが決まったら見学予約を入れます。
予約なしでも見学はできますが、場合によっては待ち時間が発生したり、十分な見学時間を確保できなかったりするかもしれません。
特に週末などの混雑しがちな日に行くのであれば、予約をしておくと安心です。
なかには予約特典を実施しているところもあるので、Webサイトなどでチェックしておきましょう。
担当者と一緒に見学・相談する
予約した日時にモデルハウスを訪問したら、担当者から説明を受けながら見学します。
見学に際してアンケートの回答を求められるケースと、アンケート不要のケースがあります。
アンケートの回答の有無や担当者との会話で、まだ検討段階であることや、実際の暮らしをイメージしながら相談したいといった要望を伝えておくと、有意義な見学ができるでしょう。
モデルハウスを見学するメリット
モデルハウスの見学は理想ばかり高くなり、あまり参考にならないと考える方もいるかもしれません。
重要なのは、建築会社を決めるポイントとなるなど、家づくりを始める前に確認しておくことです。
ここでは、モデルハウスを見学することでどのようなメリットを得られるのか解説していきます。
実際に建物の高さや空間の広さを確認できる
注文住宅はまっさらな土地に建築していくため、実際の建物は完成後にしか確認できません。
特にイメージしづらいのが、部屋の広さや天井の高さなどです。
モデルハウスでは実際に建物の中に入って広さや高さを確認できるため、数字だけではわかりにくい部分を実感できるのが大きなメリットといえるでしょう。
また、家具を配置した状態で、どの程度の空間があるのかを確認することもできます。
最新の住宅設備や建物の性能を体感できる
多くのモデルハウスは、最先端の性能を備えたうえで住宅設備も最新のものが採用されています。
家づくりの技術や考え方は年々進化していますが、最新の仕様を体感できる機会は決して多くありません。
長く住むわが家を建てる前に、こだわりたいポイントを納得いくまで体感して確認しましょう。
内装のイメージが湧く
モデルハウスの内装は豪華なものが多く、すべてを実際の暮らしに取り入れるのは難しいかもしれませんが、部分的に採用することはできます。
特に壁紙や床材などはカタログと実物の印象が異なることも多いため、実際に使われている様子を見ることで、完成後のイメージをつかみやすくなるでしょう。
プロに相談しながら考えられる
モデルハウス見学では、注文住宅について熟知しているプロに案内してもらえます。
性能面や機能面、設備が必要かどうかなどをプロに確認しつつ、相談しながら家づくりを考えられることは、大きなプラスになるでしょう。
また、見学時に気になったことをその場で質問できるのもメリットの一つです。
家づくりのイメージがある程度固まっているのであれば、質問事項をあらかじめ考えておくのもおすすめです。
モデルハウスを見学する前に必要な準備
モデルハウスの見学に行くことが決まったら、せっかくの見学時間を実のあるものにするため、あらかじめ準備をしておきましょう。
見学当日に向けてどのような準備をしておくと良いのか、以下で解説していきます。
見学時にチェックしておきたい項目を作成する
見学前に「部屋の広さや高さ」「使われている建材」「設備のサイズや機能」など、現地でチェックしておきたい項目をまとめておきましょう。
また、モデルハウスの見学は実際に家の性能や設備を見られるだけでなく、住宅のプロに相談できるチャンスでもあります。
あらかじめ家づくりにおいて確認したいことや聞きたいことを書き出しておくと、知りたいことをその場で確認できます。
当日の持ち物を準備する
見学当日は、サイズを測るためのメジャーや、メモを取るための筆記用具、さらにパンフレットや書類などが入る大きめのバッグがあると便利です。
メジャーは部屋のサイズや家具なども測れるよう、5m以上あるものを用意しておきましょう。
また、モデルハウスが撮影可であればカメラを持参しても構いません。
カメラがない場合はスマホでも代用できます。
希望の予算や間取りなどを大まかに決めておく
事前に予算や間取りをある程度決めておくと、希望に近いモデルハウスを見られる可能性があります。
具体的な条件が明確なほど比較検討もしやすくなるため、思い描いているイメージが現実的かどうかも把握しやすくなるでしょう。
また、アンケートに詳細の条件などを記入しておくと、担当者から新たな提案を受けられたり、希望に近い物件を紹介してもらえたりすることもあります。
モデルハウス見学時のポイント
モデルハウスの見学では、つい気分が上がって「わが家もこんなふうにしたい」「最新設備をたくさん入れたい」など、理想を追い求めてしまいがちです。
モデルハウスで得た知識を現実の家づくりで役立てるために、見学時に注意しておきたいポイントを以下で紹介します。
モデルハウスの建物・設備はグレードが高いことを理解しておく
モデルハウスは基本的に、多くの人が「こんな家に住みたい」と夢見るような広さや間取り、デザインになっています。
設備も最新のものが揃っているため、実際にモデルハウスのような住宅を建てようとすると、予算を大幅にオーバーしてしまうでしょう。
モデルハウスはそもそもグレードが高いということを理解し、予算内でどこまで実現できるのか、優先したいのはどういったポイントなのか、標準仕様ではどの程度なのかなど、現実とすり合わせていくようにしましょう。
将来の暮らしをイメージしながら見学する
モデルハウスの広さや設備は、実際の暮らしに絶対に必要なものとはいえません。
大切なのはモデルハウスを参考にしつつ、家族の暮らしに合う間取りや設備を見極めることです。
生活動線や家事動線、収納スペースの場所や広さ、家具を配置したらどの程度の広さになるのかなど、将来の暮らしをイメージして見学することが重要だといえるでしょう。
キノエデザインのモデルハウス
キノエデザインでは兵庫県を中心に、複数のモデルハウスを展開しています。
家づくりに取り組む前に、ぜひ現地に足を運んで「深呼吸する家」を体感してみてください。
以下では、それぞれのモデルハウスの概要を紹介します。
明石モデルハウス
2023年のゴールデンウィークにオープンした明石モデルハウスは、明石海峡を望む兵庫県明石市の「ABCハウジング明石・大蔵海岸住宅公園」にあります。
自然光が差し込む坪庭があり、家の中にいながら時の移ろいや四季の移り変わりを感じられます。
廊下に面した開放的なキッチンには、自然に馴染むグラフテクト社製のシステムキッチンを採用しました。
一歩足を踏み入れるだけで、深呼吸したくなるような居心地の良さを実感していただけます。
明石モデルハウスの施工事例はこちら
アクセスや見学予約などの詳しい情報は、こちらをご確認ください。
三木市末広モデルハウス
兵庫県三木市の美嚢川沿いに建つ三木市末広モデルハウスは、「ニューノーマルな暮らしを楽しむ」をコンセプトとしています。
注目ポイントは、自宅にいながら屋外の空気を感じられるアウトドアリビングです。
くつろぎと開放感を楽しみつつプライバシーを守ることもできる空間は、都市で暮らす家族の新たな選択肢となります。
従来のLDK中心の住宅とは異なり、各々が家の中で暮らしの中心となる場所を見つけられるような、おしゃれで快適な設計が暮らしやすさを演出します。
広末モデルハウスの施工事例はこちら
詳細やアクセス、見学予約に関してはこちらでご確認ください。
加古川モデルハウス
兵庫県加古川市の「ABCハウジング加古川住宅公園」にある加古川モデルハウスでは、無垢材や漆喰を惜しみなく用いた「深呼吸する家」をご覧いただけます。
天然素材ならではのぬくもりを感じられるだけでなく、家族が集まるLDKには1階と2階をつなぐ吹き抜けを採用しているため、開放感も申し分ありません。
キッチンを中心にリビングやサニタリーにストレスなく移動できる効率的な家事動線も見どころです。
詳しいアクセスや見学予約などについては、こちらをご確認ください。
北野モデルハウス~Re:frame~
兵庫県加東市北野にある北野モデルハウスが掲げるコンセプトは、従来の家づくりの常識にとらわれない「Re:frame」です。
約32坪2階建てというリアルなサイズ感の中に、プライバシーの確保と開放感を両立させるための工夫が散りばめられています。
横入り玄関やテラスの壁が外からの視線をさえぎり、安全とくつろぎをもたらします。また、さりげなく個性を表現するシンボリックな外観も注目ポイントです。
北野モデルハウスの施工事例はこちら
施設詳細やアクセス、見学予約に関してはこちらをご確認ください。
気軽に見学するならキノエデザインのお近くのモデルハウスへ
モデルハウスを見学するときは、見学先やスケジュールを決めたうえで予約してから行くのがおすすめです。
その際は、必要なものや担当者に聞きたいことをあらかじめ準備しておきましょう。
関西地区でモデルハウスをお探しの方は、ぜひキノエデザインのモデルハウスへお越しください。
家族が笑顔で暮らせる、性能とデザインを兼ね備えた家づくりの参考になるモデルハウスが揃っています。お問い合わせやご来場をお待ちしております。